ダダをこねる子への間違った対応
心の子育て右脳教育
岩永リタです。
私たちの言動には、
必ず原因があります。
たいがいは
「思い」や「感情」であったりすることが多いのですが、
子どもも同じ。
理由もなく、
急にぐずぐず言ったり、
泣いたり、
すねたり
物を投げつけたり
教材を投げて返したりするわけではないのです。
必ず
何か
どこかに原因があって、
その思いを大人みたいに上手に言葉に表せないので
態度にでてくるのです。
その原因を
子ども自身ですら
分かってないことも多いですね。
そんな時
「あなたの今の気持ちはこうでしょう?」
「これが気に入らなかったのでしょう?」
「こんな風に言われて腹が立ったのでしょう?」
「悔しかったね」
「嫌だったね」
「辛かったね」
と気持ちを代弁してあげることで、
子どもは「認めてもらえた」と理解し
すっと、冷静になれるものです。
一番自分のことを理解してほしいのは
もちろん、
「お母さん」です。
母子の信頼関係を深いものにするためにも
お母さんには、
子どもの心の動きを察知できるようになってほしいです。
子どもでも、
大人でも、
人は、
自分の心の動きを分かって
認めてくれる人を信頼します。
信頼している人が諭すからこそ
「そうだよな」と冷静に思うのです。
ショッピングセンターなどで
子どもの言い分をまったく聞かず
頭ごなしにキツイ手法で叱っているお母さんを見かけると
本当に辛い気持になります。
この子は
毎日の生活の中で、
一体、
誰に一番の信頼を寄せているのだろう?
と。
とはいえ、
この共感&代弁が通用するのは2歳半くらいまでです。
その後は
共感代弁ではなくて
原因を探って「諭す」とか「言い聞かせる」とか
が必要です。