Q「下の子が生まれてから上の子の赤ちゃん返りがひどいです」
岩永リタです。
5歳児さんは「お手伝い大好き」なお年頃です。
特に男の子は、
お母さまのお手伝い(というよりお母さまの味方?)
をするのが何より大好き。
「ありがとう~。助かるわ。」
の言葉がとにかく嬉しいのです。
先日のレッスン、5歳のS君は
訳あってレッスン30分前に教室に到着。
「ごめ~ん。まだ準備してへんねん」
と言うや否や、
「ぼく、せんせの手伝いするわ」
と言って、
ネームカードや出席カードを並べてくれたり、
シールを配ったり、
椅子を整えたり、
あてっこカードをゴムでセットしたり・・・
とにかく
いっぱいお手伝いしてくれました。
「ほんと。S君のおかげで助かったわ~。ありがとう。」
レッスン中、
終始にこにこ笑顔のS君でした。
「家ではお手伝いをしないんです」
と嘆いている方はいませんか?
お手伝い、ってね
人の役に立つ喜びは幸せに通じている、
ということを実感しなければ
できませんよ。
大好きな人に喜んでもらいたい、
大好きな人の助けになりたい、
大好きな人から「ありがとう」って言われたい。
こういうモチベーションがないのに
お手伝いって、できませんよ。
「お手伝いをしてくれない」と嘆く母…
子どもが云々というよりも
そもそも
「お母さんの役に立ちたい」
「お母さんに助けになりたい」
と、子が思っていない、
ということなのだから、
こちらの方が問題では?
母子の絶対的な信頼関係を構築することの方が
先決のような気がします。