「ほめる」とは「感動を伝えること」「感動を与えること」
スキンシップの重要性についてはご存知ですね?
子どもが元気に育つには、
手を触れること、
抱いて歩くこと、
抱きしめること、
母乳が出なくても抱っこをして優しい言葉をかけること、
お風呂に一緒に入ること、
などが
必要なんです。
赤ちゃんは、
愛撫されることによって脳に刺激が伝わり、
脳の中枢部の発達が正常に行われます。
そして、また、
「愛」を感じるレセプター(受容体)というのは
皮膚にあります。
最近は夫婦共働きのご家庭が多く
1歳、あるいは0歳代で
保育園に預けられる方も
います。
昼間のスキンシップを補うためにも
夜は一緒にお風呂に入って
抱っこして絵本を読んで
一緒に寝てください。
離れている時間が長いのですからね。
さて、
私の教室でのレッスンは、母子同室です。
年中や年長になってくると母子分離になっていきますが
その時期は子どもさんの様子を見て判断しています。
他の幼児教室では
小さいうちから母子分離であることも多いのですが、
なぜ
うちでは「母子同室」なのかと言うと…
「お母さんと一緒」だからこそリラックスでき、
リラックスするからこそ右脳がうまく働いてくれるからです。
時には
「お膝に座らせて下さい」という時もありますし、
頭、背中なでなでしてもらってね♪
というのもあります。
大好きなお母さんが自分のために一緒にいてくれる、
という安心感は何にも代えられません。
右脳はリラックス状態でないと機能してくれませんから
お母さんと一緒にレッスンを受けるということは
お子さまの右脳の能力を引き出すために
一番大事な要素なのです。
「もう3歳になるのに
抱っこやスキンシップばかりしていると
甘えん坊になってしまうのでは?
泣いても離したほうがよいのでは?」
と
ご心配かもしれませんが、
むしろ逆ですよ。
お母さんにはいつでも甘えられる。
つらい時やさみしい時はお母さんに抱っこしてもらえる。
という安心感があるからこそ、
子どもは外の世界へ向かって飛び出していけるのです。
つまり、
外で
子どもなりに「がんばれる」のです。
子どもにとって「心のよりどころ」は
なんといっても
やっぱりお母さんなんですね。