子どもを「認める」って、具体的にどういうこと?
あるお母さまからこんなご質問をいただきました。
「認めてほめて愛して育てるの〈認めて〉って具体的にどういうことなのですか?」と。
「何度も何度もお伝えしているし、勉強会でもお話しているし、
日ごろのレッスンでも学んでいただいているし、なぜ??今頃その質問・・・・?」
という心の声は封印してお答えしました。
やはり、何度も何度も経験して学んで実践して失敗し、
また、実践して失敗して、やってみて、また失敗して・・・・・
を繰り返さなければ
自分の「価値観」というものはなかなか変えることができないのだ、
とあらためて思いました。
悩んで悩んで必死で手に入れた答えは本物です。
本物の答えが見つかれば、お子さまの姿は必ず変わります。
借り物の答えのうちは、まだまだです。
さて、
ご質問の答えですが、
「認める」というのは、
子どもの
「行ったこと」「言ったこと」「決めたこと」「考えたこと」
をすべて喜んで受けとめる、ということです。
ところが、
ほとんどの場合は、
100点を取ったら認める。
1等賞だったら認める。
ママの言う通りにしてくれたら認める。
普通はこうするもんだ。
・・・
など条件が付いていることが多いものです。
つまり、
こういうことです。
「子どもの気持ちに寄り添うことなく、
することなすことのすべてを、お母さんのフィルターを通して
良いとか、悪いとかのジャッジをし
喜んだり、悲しんだり、いちゃもんをつけます。」
ほとんどの方はこちらではないでしょうか?
今日一日を振り返って思い出してみて下さい。
子どもの
「行ったこと」「言ったこと」「決めたこと」「考えたこと」
すべてを
親のフィルターを通してジャッジしていませんか?