子どもは、親の言った通りに育たないで、親のする通りに育つ
子どもが1歳半を過ぎてくると
途端に子育てが「うまく」いかなくなります。
それは、子どもの自我が出てくるからです。
この時期の自我とは、
「これをやりたい」
「あれをしたい」
「こっちじゃない、あっち」
という意志です。
少なくとも5歳のお誕生日までは『だだっこ』は続きます。
手指の発達や言葉の発達が早い子どもは
3歳になれば少しずつ落ち着いてきます。
『だだっこ』は心の中の思いと現実とのギャップが原因というものが多いです。
「私は今、これをしたいのに、できない!」
「自分のイメージ通りにハサミが使えない」
「自分の着たい服はこれじゃない」
「僕はコレがしたいのに、ママはダメって言う」・・・
子どもが『だだ』をこねて泣きわめいたら・・・どうされていますか?
まさか、お菓子で釣っていませんよね?
絶対やめて下さいね。
『だだ』こねが始まったら、一度だけ「理由」や「いきさつ」を説明し、
そのあとはひたすら共感をし、気持ちを切り替えるまで待ってあげましょう。
「そうだね、これがしたかったんだね」
「これが欲しかったんだよね」
「これをもっとこうしたかったんだよね」
そして、
気持ちを切り替えて落ち着くことができたら
「自分で気持ちを切りかえることができたね、偉かったね」
とほめてあげましょう。
その繰り返ししかありません。
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★しつけのコツ