ローラー鍼コロコロ、なぜ続かない?
四季がどんどんわからなくなっている件
二十四節気では「小雪」を過ぎ、もう冬の入り口です。
でも、ここ数年春や秋がすっ飛ばされていきなり夏や冬に変わってしまったり、そうかと思うともう寒くなってもいい時期に暖かい日が続いたり。
二十四節気を語るのが虚しくなるような気候になっていますね。
これは日本だけでなく世界的にそういう傾向にありますので、温暖化というのは思っている以上に進行しているのかもしれません。
以前にもお話ししたと思いますが、冬に寒くならないのも体調を崩す原因になります。
体が変にのぼせて熱を発散してしまうと、本来冬に蓄えるべき「氣」が足りなくなってしまうんですよね。
西洋医学的に言えば「自律神経の失調」ということになります。
皮膚が開いて汗と一緒に氣を放出するのと同時に、本来は外邪から身を守るべき皮膚が無防備となり、体内への邪気の侵入を許してしまいます。
そして、皮膚を司る臓器である肺は「衛氣」を体に巡らせて外邪から身を守るのですが、乾燥によりその力も弱まります。
このあたりは西洋医学的に言うと「免疫力の低下」ということになります。
皮膚は体の免疫の最前線なので、皮膚への刺激により体を鍛えるというのは理に適っているんですよね。
ここでローラー鍼の出番です!
最近、本当にローラー鍼の威力を実感しています。
毎日こまめに使っていると、
- 皮膚や筋肉の張りが出てくる
- 脚の動きが変わる
- 目やになどが減る
- お腹の調子がなんだかよくなる
- 痒みなどが減った気がする
こんな声をお使いの皆さんからお聞きします。
一番のポイントは「気持ちがよくなってリラックスする」というところです。
よく、ローラー鍼やお灸の講座を受けた皆さんから「〇〇の病気に効きますか?」という質問をいただきます。
でも、ローラー鍼やお灸の効果はそこではありません。
リラックスして体が緩む → 血液や体液の流れがよくなる → 体が自分で治る力が増す
つまり、気持ちよくリラックスできるというのが一番重要な効果だということです。
そして、誰にでも簡単に使えるというのもポイント高いですよね。
これを日々の健康管理に取り入れないなんてもったいないですよ〜!
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(この記事は2020年11月のメルマガ記事です。メルマガスタンドの移行に伴い一部変更してこちらに投稿しました。)
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