ペット鍼灸セラピー協会7周年記念キャンペーン開催
【全体を整える】
朝晩だけでなく、日中もかなり涼しく過ごしやすくなってきました。
我が家のおっさん犬も散歩の足取りが急に軽やかになっています。
でも、寒暖差や気圧差のせいかお腹の調子を崩す子も多いようですね。
前回、「体は全体を見るのが大事」というお話をしましたが、ローラー鍼には「全体の流れをよくする」効果がありますので、毎日のケアにぴったりです。
よく、
「腎臓が悪いので腎臓に効くツボを 教えてください」と聞かれることがあります。
もちろん、そういうツボもなくはないのですが、腎臓に効くツボだけを使うというのは私はよくない施術だと思います。
腎臓が悪ければ、体から老廃物が流れていきにくくなり、肝臓にも負担がかかります。
腎臓が悪いと貧血になりがちで、心臓にも負担がかかります。
その結果、食欲がなくなって胃腸にも負担がかかります。
どこか1か所詰まると、他のところにも必ず影響が出るわけですから、詰まりをなくして流れを良くするのが日々のケアなんですよね。
ローラー鍼は、全身の流れをよくすることで少しずつ体を緩め、緩めばまた流れがよくなる…という好循環を作ることができます。
使うときのコツは、
「流れがよくなりますように」と意識して優しく転がすことです。
決して
「腎臓が（または心臓、肝臓が）よくなりますように」と念じないでくださいね！
残念なことに、ローラー鍼は効果がすぐに目に見えて現れないので飼い主さんの方が飽きてしまうんですよね。
そんなときはご自分のワンちゃん・猫さんがうっとり気持ちのいい顔をしてるのを楽しんでみてください。
「自分の手でうちの子たちがこんなにいい顔になってる！」と思うとモチベーションが上がりますよね！
台風の備えも万全に
ここのところ、年々豪雨や台風の被害が強くなっています。
災害に備えていろいろな準備をしておくことも大切ですが、災害時のペットの心を落ち着けたり、気圧差による自律神経の乱れを整えるにもローラー鍼は効果があります。
日頃からのコロコロで飼い主さんとペットの絆を深め、災害などの怖い経験にも立ち向かえるといいですね。
下記は我が家の犬猫にローラー鍼コロコロしている動画です。
ぜひ参考にして下さい。
（この記事は2020年9月のメルマガ記事です。メルマガスタンドの移行に伴いこちらに投稿しました。）
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