コラム
水の摂りすぎは本当に体によくない?
2021年3月10日 公開 / 2022年3月24日更新
地球も体も循環が大事
前回、健康な体を維持するには充分に水分を摂ることが大切、というお話しをしました。
以前は、「水を飲み過ぎると水太りする」などという考え方もありましたよね。
「水太り」というのは、「むくみ」をさすと考えられます。
体がむくむのは、水の飲み過ぎが原因ではなく、飲んだ水がきちんと代謝されないことが原因です。
東洋医学では、体内の水分の代謝に関係するのは、
・肺
・脾
・腎
であると考えます。
肺は、自然界で言うと雲の働き。
呼吸と皮膚から、体内の水を蒸発させます。
脾は、自然界で言うと大地の働き。
汚れた水ときれいな水を分けて、いならい水を腎に送ります。
腎は、自然界で言うと海や川の働き。
集められた水を貯めて、外に排出します。
この三つがうまく働かないと、体には水がたまってしまいます。
中でも、基礎体力を作る土台となる「脾」の働きは重要なのに以外と忘れられがちです。
養生の基本は本当にシンプルで、
「ちゃんと食べる」
「ちゃんと寝る」
「ちゃんと動く」
この三つに尽きるんですよね!
(この投稿は2019年12月5日のメルマガ記事ですが、メルマガスタンドの移行に伴いこちらに投稿しました。)
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