ペレットストーブ、fe式とff式の違いと特徴
ペレットストーブは、「ペレット」という固形燃料を用いて暖をとる暖房器具です。
ペレットとはどのようなものなのか、どこにどのように保管したら良いのかを確認しておきましょう。
ペレットストーブの燃料とはどのようなもの?
地球環境にやさしいエネルギーとして注目を集めている木質ペレット。原料は木の幹、樹皮、枝葉です。
木材工場で発生するおがくずや端材などの残り、廃材が再利用されており、これらを粉砕・圧縮して棒状に固めたものが「木質ペレット」です。
ペレットには大きく分けて3種類あり、樹皮が原料のバークペレット、幹部が原料のホワイトペレット、樹皮と幹部を両方使った全木ペレットに分類されます。
ペレットはどのくらいの時間でどれくらいの量を消費するのかというと、ペレットの種類やストーブの設置環境によって異なりますが、1時間あたり1kg程度です。
このペレットをストックしておく場所も必要です。保管場所、保管方法についてもお話しします。
ペレットストーブの燃料はどこに保管したらいい?
ペレットは、湿気を帯びやすい燃料です。その特性から、ペット用のトイレなどに入れる砂がわりに使われるほどです。
同じストーブの燃料でも薪は屋外に置いておくことができますが、ペレットは必ず屋内に保管しましょう。家の中の納戸スペースなどでも良いですし、室内で保管するのが難しければ屋外の物置や倉庫でも構いません。雨にさらされず、直射日光のあたらない風通しの良いところがおすすめです。
もし濡れてしまったり湿気を含んでペレットの粒が膨れてしまったりすると、燃焼効率が大幅に落ちるだけでなくストーブの故障原因にもなるので注意しましょう。
また、小さなお子さまの手の届かないところに保管するようにしてください。ペレットには、添加物が使われていないので毒性などはありませんが、万が一口にするとその大きさと形状から誤って喉に詰まらせる危険性があります。
ペレットストーブの燃料はどんなふうに保管したらいい?
ペレットは小さな棒状に加工され、袋詰めの状態で販売されています(1袋10kgがスタンダード)。
ペレットを購入してきたら、袋のまま保管してもかまいません。物置や倉庫などに置く時は、ペレットの袋が直接土や床などに触れないよう台などを置いてその上に載せるようにしてください。きちんと保管すれば、開封後でも1カ月程度は問題なく使用できるはずです。
ペレット燃料の保管ついて、特別な設備を用意する必要はありません。気軽に、ストーブライフを楽しんでください。
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