和型墓石の特徴と形
皆様、こんにちは。
お墓の保証について、前回の続きとなります。
石材店による保証
もし、建ててから1年も経たないうちに、墓石が傾いてしまったとしたら、どうすれば良いでしょうか?
まず、基本的には墓石を建てた石材店が保証する事になります。
ほとんどの石材店において、墓石の引き渡し時に保証書が発行されます。保証内容、保証期間は石材店によって様々ですが、まず、1年以内に起きた不具合であれば、保証期間に該当するところがほとんどでしょう。
保証内容についても、地震や洪水などの天変地異の場合は保証対象から外される事が多いですが、普通にお墓参りしていただけなのに、いつの間にか傾いてしまった、という事であれば、まず保証対象になると思われます。
原因次第で保証人が変わる事も
上に「基本的には」と書きましたが、保証の責任を石材店が負わない場合もあります。
それは、墓石を建てた墓地の方に問題(瑕疵/かし)があり、その事を石材店が知り得なかった場合です。
例えば、墓地の管理者が軟弱な地盤である事を知っていながら墓地を販売し、施主や石材店に説明していなかったようなケースが挙げられます。
ただし、保証人が施工を担当した石材店となるのか墓地の管理者となるかは、当事者同士の話し合いになりますので、まず、問題が起きた場合は、速やかに担当した石材店に連絡するのが良いでしょう。
次回は、墓石の変色や変化に関する保証について説明していきます。