和型墓石の特徴と形
皆様、こんにちは。
前回まで、墓地選びから墓地の成約に至るまでのお話を書いてきました。
今回からはいよいよ、墓地の上に墓石を建てるまでの過程について、書いていきます。
まずは改めて、お墓とはどのような構成で出来ているか。何を作らなければいけないかを書いていきます。
お墓は外柵と墓石で出来ている
これは全面階段型の外柵と洋型の墓石の写真です。
外柵とは、墓地の境界を定めるために作られる柵のことです。近年、東京近郊のお墓は小型化の傾向に有り、写真のような階段つきの外柵は少なくなってきましたが、それ以外の地域では、上の写真のような階段付きの外柵が一般的です。
前にも書きましたが、外柵の中にはご遺骨を納めるための納骨棺(カロート)が作られています。
民営の霊園では、外柵の形が墓地の大きさ毎に指定されている事が多く、デザインの自由度は比較的低いと言えます。
墓石は大まかにいうと、「和型」と「洋型」があります。
墓石の方も、墓地の小型化に伴い洋型の墓石が多くなってきましたが、寺院墓地では和型の墓石もまだまだ建てられています。
墓石を建てるに際しては、まず、和型にするか、洋型にするか、それ以外のデザイン墓石にするかを決めていただく事になります。
次回は石種選びについて書いていきます。