こういった誤算を防ぐのが我々です!
先日の国土交通省から発表されたという、修繕積立金の目安についていまだWeb記事しかわからないのですが、
・必要金額の6割以上の設定
・一度の改定は10%まで
・最大初期設定の1.8倍まで
これは面白い試算や仮定が成り立ちます。
修繕積立準備金なしで、初期設定を必要金額を均等割した60%に設定して、その後10%しか値上げできないとなると、
実に、30年間で28回の改定が必要です。
この場合、物価上昇を織り込む余地はほとんどありません。
(毎年改定とすれば、上記の他に2回改定する余地があります。)
修繕積立準備金の設定を高めにすれば、現在と同じ100円/㎡程度の設定も可能になります。
ただし、10%以内の改定では、途中の計画見直し時に積立不足になってしまいます。
もちろん、1.8倍以内の改定幅に抑えられるのは、初期の長期修繕計画の範囲内だけです。
何を決めたのか、早く知りたいですね。