管理計画認定制度に新しいメリットができました!=すまい・る債の利率アップ!
何かと「アンケートをとって実施する」ということをするのが管理組合の王道とされていますが、アンケートはどの程度必要でしょうか?
話題が出た初期に皆さんがどう考えているのか、考えていないのか、関心があるのか、ないのかを聞くようなアンケートは実施しても良いと思います。
しかしながら、「数期にわたり理事の間でも意見の対立をしないような問題で、総会の議案化をして区分所有者に選択権がしっかりと委ねられるもの」についての結論について、話が煮詰まってからのアンケートは不要です。
アンケートには回答義務を課すことは無理で、賛成しても反対しても、回答した人の個人の意見の集約でしかありません。
また、理事会には何かを考えて総会に議案として、みなさんの賛否を諮ることが課せられています。理事会がその何かを悩んだ時にアンケートを取るものです。
究極のところ、総会の議案とは、権利行使という区分所有者の方の強い権利を持ったアンケートの回答です。
特に3/4の賛成を要するような議案については、つまらないアンケートよりハードルは高くなっています。
議案の決議は、重いアンケートという側面がありますので、「アンケート王道説」にはあまり引っ張られないでほしいと思います。
そして、私はみなさんの意見を聞くための説明会の開催を推奨します。
しっかりと説明して、みなさんのご意見にも耳を貸していきましょう!