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コラム
床の耐荷重
2018年3月28日
マンションの床ってどのくらいのものが置けるか知っていますか?
都心の真ん中でマンションを住宅ではなく、事務所として使っているところは少なくありません。
(弊社の本社も同様です)
実は建築基準法で室内の用途ごとに床の対荷重は異なっていて、住宅<事務所<店舗という順に
重い荷重に耐えられるように設計されています。
今般、元々住宅の設計仕様となっているマンションを事務所として使うのでOAフロアにしたいのだが、20kg/㎡もあるOAフロアを置いても大丈夫なのかというお問い合わせ。
建物の築年数が古かったこともあり、当時の設計基準値を探してまずは迷走。
→ 住宅は建築基準法の施工前からずっと同じ対価中であったことがわかりました。
次に、具体的な検討/試算です。
結局、全然OKなのですが、ネットを見ている間にわかったことは、この質問の多いこと多いこと!
オーディオが〇〇kgで大丈夫か?書庫は?ピアノは?水槽は?などなど。
中には、大型水槽など、これは危なそうですね!というものもありますが、ほとんどは気にするほどのことではないのですが、とても気にされているようです。
たしかに床が抜けるなんて、想像もしたくありませんがこれほど多くの方が問い合わせていることに改めて驚きました。
私の常識でものを判断してはいけません。一般の方にとってまだまだ建築関係のことは知らないことばかりなのだと改めて、考える機会となりました。
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