クリニックの良さ(こだわり)を見える化するポイントvol.51

原聡彦

原聡彦

テーマ:医療経営の処方箋

今回は、弊社のご支援先の事例でクリニックの良さ(こだわり)を見える化するポイントをお伝えします。

1.院長が実施している治療のこだわりを見える化する
治療技術の事はスタッフや患者さんに刷り込むぐらいの気持ちで繰り返し繰り返し伝え説明することで初めて理解されるものです。「何回も伝える事が恥ずかしい。」「同じ事を言うのはしつこいのでは・・・」という先入観は捨てて頂きたい。

2.院長、スタッフをスターにできる院内掲示を有効活用する。
多くの医療機関では院内掲示は医師会からの予防接種等のお知らせや案内を掲示している。本当にもったいないことをしている。待合室の掲示物は結構、患者さんはよく見ていることを認識頂きたい。院長であれば認定医の認定証の掲示、スタッフ一人一人の患者さんへのメッセージを掲示しているだけでも話題にのぼる。

3.クリニックの広報誌、院内新聞でクリニックの活動を見える化する
病気の事だけではなく、院長、スタッフの趣味や日常がわかるアットホームな内容が記憶に残り患者さんとの会話の話題になります。また、良い人間関係を構築できている患者さんにインタビュー記事を掲載するのも良いでしょう。

4.ブログ、ツイッターでタイムリーな情報を発信する
ブログは日々の情報を伝える事ができ、ツイッタークリニックの活動を短文で実況中継できる。いづれも継続的な情報発信をすることで患一元患者をファン患者に変える効果が出ている。

5.患者さんとのコミュニケーションを見える化する
患者さんの創作物(絵、写真など)の掲示する事や院内で実施したレクの写真など患者さんとの密接な人間関係をPRする。

以上です。とかく日本人は、PRすることを嫌う傾向にあるが、クリニックの良さやこだわりは、PRしないと伝わらないのではないだろうか?遠慮せずクリニックに合うやり方で、たくさんのクリニックの良さとこだわりを伝えて頂きたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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原聡彦
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原聡彦(医業経営コンサルタント)

合同会社 MASパートナーズ

院外事務長(事務長代行)、院長夫人コーチング、医療法人運営サポート、医院開業支援など、院長先生の経営のブレーンとして財務と人事の面から健全経営を継続できる環境づくりをサポートいたします。

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