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原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(はらとしひこ) / 医業経営コンサルタント

合同会社 MASパートナーズ

コラム

患者さんと良好な関係をつくるコミュニケーション方法vol.41  

2011年2月2日 公開 / 2011年5月15日更新

テーマ:医療経営の処方箋

コラムカテゴリ:ビジネス

今回は、弊社のサポート事例で患者さんと良好な関係をつくるコミュニケーション方法についてまとめました。

1.名前を呼ぶ
患者さんの名前を呼ぶ。一見、当たり前と思われがちですが、実際できていない医療機関が多い。「〇〇さん、おはようございます。」「〇〇さん、お大事に」「〇〇さん、点滴を入れるのでチクってしますよ」など患者さんの名前を呼んで挨拶する、お見送りをする、動作確認など名前を呼ぶ事は良好な関係づくりの第一歩です。ぜひ、実践頂きたい。

2.その患者さんの近況を覚えておき話題にする
ご家族の状況、近況などその患者さんがお話しされたことを記録して、次回、来院されたとき、話題にする。
例えば、「前回、来院されたときにお話しされていた〇〇の旅行はいかがでしたか?」「お孫さんにお会いするとお伺いしていましたがいかがでしたか?」など近況を話題にすることで患者さんは、自分の話を覚えていてくれた事に感動頂ける。弊社がサポートしている医療機関には患者さんの近況を記録するコミュニケーションシートに患者さんの近況記録をルール化している。

3.その患者さんのエピソードを語る
その患者さんの紹介ルート、来院した理由(治療の動機)、治療の感想など、その患者さんの固有のエピソードを記録し院内で共有化しておく。患者さんとのエピソードは、その医療機関の財産となるので記録し共有化頂きたい。弊社がサポートしている医療機関にはコミュニケーションシートでエピソードを記録頂いています。

以上です。人間関係が希薄になっている今の時代だからこそ、患者さんの近況やエピソードを患者さんとの会話で語ることは、大切な事ではないでしょうか?
患者さんとの良好な関係をつくっている医療機関は熱烈なファン患者がいて、患者さんが患者さんを呼ぶ口コミが巻き起こっています。

ぜひ、自院にあうやり方で患者さんと良好な関係づくりにチャレンジしてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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 合同会社 MASパートナーズ 原 聡彦(hara toshihiko)

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