患者さんの声を集める効用vol.34

原聡彦

原聡彦

テーマ:医療経営の処方箋

今回のコラムは、患者さんの声を集める効用についてまとめましたのでお伝えします。

1.治療選択する際の意思決定材料となる。
医療サービスは電化製品のようなお試しができない。例えば、歯科治療のかぶせ物やインプラント治療はお試しができない。そんな時、実際に治療を受けた患者さんの感想、体験談などの患者さんの声を読んだり、聞くことで、これから治療を受ける患者さんにとっては、疑似体験できる。また、カウンセリングをしている歯科医院の場合であれば、患者さんの不安や疑問に答えるツールにもなる。「○○さんの疑問は○○の治療を受ける患者さんはお持ちですが、実際に治療を受けた患者さんの声を聞くと○○ということなので安心してください。これが実際、治療を受けられた患者さんの声です」というような対応ができる。

2.自院の強みに合わせた患者さんを集めることができる。
「患者さんを増やすために一つだけ対策を打て!」と言われたら、私なら迷わず、患者さんの声を集めて院内掲示をします。それほど患者さんの声はパワフルなものです。さらに、患者さんの声は自院の強みを発信してくれますので自院に強みにあった患者さんを教育することができ、クレームやストレスも軽減できるメリットもあります。

3.スタッフを教育してくれる。
患者さんの声は、医療機関のスタッフにとって影響力大で、何にも勝る教育をしてくれます。患者さんの声をスタッフ教育の材料としてスタッフに繰り返し聞かせ感想を求めることで、「うちのクリニックは患者さんにとって安心を与える存在なんだ!だから、ふさわしい仕事をやっていこう。」という意識改革させるきっかけになる事例をたくさん見てきました。

患者さんの声を集めている医療機関は私が知る限り多くの患者さんに選ばれています。これから、多くの患者さんを集めたいという院長先生は、患者さんの声集めにチャレンジしてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 合同会社 MASパートナーズ 原 聡彦(hara toshihiko)

 住所:〒540-0031 大阪市中央区北浜東1-15 
              ビル・リバーセンター503号
   E-mail : hara@maspartners.co.jp 
------------------------------------------------------------------
 MASパートナーズ公式サイト < http://www.maspartners.co.jp/>
 原聡彦ブログ「気づき日記」 < http://blog.livedoor.jp/masp2010/>
 原聡彦ツイッター      < http://twitter.com/toshihiko_hara>
------------------------------------------------------------------
「マイベストプロ大阪 合同会社MASパートナーズ 
医療経営指導のプロ 原聡彦(はらとしひこ)の取材記事!」
http://mbp-japan.com/osaka/masp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



リンクをコピーしました

Mybestpro Members

原聡彦
専門家

原聡彦(医業経営コンサルタント)

合同会社 MASパートナーズ

院外事務長(事務長代行)、院長夫人コーチング、医療法人運営サポート、医院開業支援など、院長先生の経営のブレーンとして財務と人事の面から健全経営を継続できる環境づくりをサポートいたします。

原聡彦プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

医療経営指導の専門家

原聡彦プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼