中国料理テーブルマナー2 中国料理のマナーで大切な事

石田宙子

石田宙子

テーマ:大人の教養

教養とは 学問や知識を身に付けることによって備わる、心の豊かさ

中国料理のテーブルマナーと聞いて 何を思い浮かべますか?
前コラムでお話した ターンテーブル?? 食事方法や お箸の使い方 などなど 日本料理よりも緩いのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、文化は比較するものでも 比べて優劣をつけるものでもありません

では、中国料理のテーブルマナーで重要なことは おもてなしの精神

主催者は じっくり下見をし お店にお任せ というようなことは 失礼になります
また、ウエイティングルームなどもあり 主催者自らが 主賓から 御一人ずつご案内する
席次も重要ですし 誰からお料理を取るのか また主従関係があれば 主人がとりわけ配る
またお酒もそう 乾杯する際に 杯を目下は 下げて乾杯する
またお料理がくるごとに 何回も乾杯する
それが、心を許されたもの同士が集っている証でもあります(お酒が飲めない方は 随意 という言葉と 杯に手を覆います)

礼を重んじること また宴席によばれる自体 心を許されていることの証に対して どう答えるか
とても大切だと言えます

また、その礼を尽くされたおもてなしのお返しの表現の仕方として 会話を存分に楽しむ 

賑わいの宴席と 繰り返される乾杯 厳選された十分のお料理と御酒
大勢の人数で囲むテーブルに賑わいの会話 これこそが人の和を作る

これこそが とても大切な事とされています

もちろん食卓上でのマナーや 食べ方のマナーなどございますが まず上記で述べた 賑わいや 礼を尽くし 尽くされることを大切にしている文化を 感じて宴席に向かいましょう

中国料理テーブル

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石田宙子(マナー講師)

北浜サロン

和の立ち居振る舞いから、国際社会で通用するプロトコールまで、大人の日本人として美しい所作と心のゆとりを身に着けるための稽古を基本から丁寧に、少人数制で行います。

石田宙子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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