大人の教養8 寺社 仏閣 参拝のしきたり
教養とは 学問や知識を身に付けることによって備わる、心の豊かさ
風呂敷の包み方には、用途 その風呂敷の種類によって 結び方というのがございます
大人の教養3 包む文化 にて、お話したように
正絹の風呂敷 と 綿風呂敷の使い分け により 結び方も大きく分けて3つあります
正絹での包み方 結ばず 畳むだけ
具体的な包み方(ご祝儀袋)
まずは、風呂敷の大きさ関係なく ご祝儀袋は風呂敷のど真ん中に置く
左を封筒の頭にして横に(頭→上座、和の文化→左上位)
手前を中心に向けて折り、左の端を右へ
右の端を左へ(この時に、封筒の大きさから出た先は、そのままに
そして、向こう側の端を手前に持ってきて入れ込む
ご祝儀 不祝儀袋も一緒ですね
正絹の風呂敷は、格の高いものであり また洗ったり アイロンをかけるものでもありません
相手の手にも触れるものですから、しわにならないためにも 結ばずに包む(畳む)ようにして 包みます
また、押えたり、引っ張ったりしないように 生地の柔らかさを利用して お包みすると良いでしょう
では、綿の風呂敷はどうでしょう
四隅の対角にある角を2回結ぶ方がいらっしゃいますが、これは泥棒くくり
ただ、重い道具などを包む際は、危ないですので 泥棒くくりにしますが、それ以外は 最初に1回目はくくらず 底に入れ込むのみ
綿ですから、生地に引っ掛かりがあり、滑りにくいですから きちんとぴっちり入れ込めばずれることはありません
そして両サイドを結び、結び目は 左右に向くと向きも分かりやすくなります
カバンやコートについた外の塵や埃を持ち上げないためのものですから、玄関前に風呂敷に包めるような場所があれば、良いのですが、現代にはなかなか場所がないもの
ですから、下足の一番近くの御玄関でされると良いでしょう
今でも、外待ちがあるところもあります
もし、あれば、是非 そちらで風呂敷に包んでください
また、風呂敷に入れてしまうと、すぐ出したいもの 使うかもしれないもの
また、貴重品などは、ご自身のお席に持っていけるように ミニバックや ポーチなども持参されると便利ですよね
会社のお昼を外で出る時も お財布だけで お出ましの方がいらっしゃいますが、日ごろから習慣にして、ミニバックやポーチを持たれるのも素敵ですよ
あまり、財布のみを持って出られるのは、つっかけを履いて、ちょっとそこまで
という風に見えますからね
外のお店に食べに出られる際は、是非
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