ジュエリーリフォームの相談も「オフライン」から「オンライン」へ

越野泰明

越野泰明

テーマ:ジュエリーのおはなし

コロナウィルス禍の中で、
「オフライン」から「オンライン」への流れが加速してるような気がしてます。

決して、お客さまとのオフラインの接点が失われるわけではないですが、
お客さまとの接点の多くがオンラインへシフトしていくような気がしています。

極端な話をすると、すべてオンラインで解決して、オフラインは
それを補う一つの手段にすぎない・・。

そんな世界になるような気さえしています。

当店の業務においても、オンライン(Web)はオフラインの仕事を補うツールの一つ
でありますが、これからはよりオンラインの領域が広がっていくのではと予想を立てています。

そのことを感じる事例を1つご紹介させていただきます。

ご相談いただいたお客様は当店のお膝元でもある豊中市から。

自転車はもちろん徒歩でもご来店が可能な距離にお住まいのお客様です。

最初はLINEでご相談をいただきました。

スクリーンショットの流れと共にやり取りをご紹介させていただきたいと思います。
(個人情報については消去させていただいてます)



このようにお持ちの指輪の画像と共にご相談が始まります。

LINEの良いところはメールと違って時系列でチャットのようにお話ができることと、
そして着信の通知があるので比較的迅速に対応できることかと思います。




このように、当方が知りたい情報をお客様に投げかけさせていただきます。




このようなやり取りは実際にご来店いただいても同じ流れになります。




画像と共にお見積りを提示させていただきます。









このように複数のデザインをご提案させていただきます。






下取りの価格は指輪の重さによりなので明確なお答えはお控えしておりますが、
おおよその価格でご案内させていただきます。

一旦、ここまででご案内は終了です。

そして、後日。




このようなLINEをいただいた上でご来店。

ご来店の際には事前にご提案させていただいたデザインのサンプルを試着。

ほとんど時間をかけることなくご成約をいただきました。

あとは、お客様のサイズをお計りさせていただき、商品をお預かりするのみです。


このやり取りをご覧いただくと、ジュエリーのリフォームのご相談からご成約までの
流れの中で、約8割が「オンライン」そして約2割が「オフライン」で完結することになります。

「オフライン」が持つ意味は

・ 実物のサンプルに触れること
・ どんな人がお店をしているの?という安心感の確認

かと思います。

この「オフライン」が持つ意味はとても大切ですが、サンプルに触れることを望まず、
そして、ホームページなどでお店への信頼を感じることができれば、すべて「オンライン」で完結させることも可能です。

まとめになりますが、これからの時代、どのようなお仕事でも

・ 顧客とのオンラインでの接点を増やす

・ オンラインでのプレゼンス(信用)を積み重ねる

ことが必要ではないかと感じています。

リフォームをご検討される方には、ぜひいろいろなお店がオンライン相談を用意していると
思うのでご利用いただくことをオススメいたします。

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Mybestpro Members

越野泰明
専門家

越野泰明(ジュエリーデザイナー)

相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-

アットホームなお店を意識し、出来るだけ敷居が高いというイメージを下げて、そして来店したお客さんの声にじっと耳を傾けながらお客さんの希望に添えるようジュエリーのリフォームや修理・オーダーメードに対応する

越野泰明プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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