ジュエリーで形見分け
こんにちは。店長です。
当店にジュエリーリフォームのご相談に来られる方には
男性の方も多くおられます。
その中でたまに「アレキサンドライト」の製品を
お持ちになられる方がおられます。
2010年代前後に有名人をCMに起用し、一世風靡した
ジュエリーブランド「ジェムケリー」社のもの。
後に「デート商法」「恋愛商法」などと批判を受け、
業務停止命令になったこともあるジュエリーブランド。
お持ちになったお客さまからの情報でしか、私は判断できないのですが、
20代の頃に、来店を勧められ、
「今は自身のジュエリーとして身に着けたら格好がいい、そして将来、
彼女ができたら、そのお相手への婚約指輪にしたらどうでしょう?」
そのようなアプローチを受け、迫られてローンを組んで購入する。
当店に来られた方は少なからず同じような経験を教えていただきます。
私自身の考えとしては、
「今は自分のジュエリーとして身に着けて、将来、彼女への婚約指輪に」
とても素敵なストーリー(物語)だと思います。
ただ、結果としてお客様の経験談をお聞きすると、
「販売手法」そして「ご提供価格」
このあたりについては、少し疑問符が付く気はします。。。
お客様ご自身も
「失敗した・・」「なんで高いお金を出して買ってしまったんだろう・・」
そう思っておられる方も多いです。一方で中には笑い話にされる方もおられます。
ただ、今、手元に残ったアレキサンドライトのジュエリー。
とても綺麗な石です。もちろんホンモノです。
当初のシナリオ通り、これを彼女への婚約指輪に。
そのデザインをお客様と共に考え、仕上げていくことが我々の使命です。
素敵な婚約指輪の完成です。
宝石にまつわる物語。
多少、いわくがつくものも含めて思い出深い素敵なストーリーです。
そんなジュエリーのおはなし。
大切にしていきたいですね。
(アレキサンドライトのリフォーム事例)
20代の頃に購入したアレキサンドライトのネックレスを彼女への婚約指輪にリフォーム
アレキサンドライトのネックレスを彼女への婚約指輪にリフォーム