ジュエリー・宝石の資産性について
こんにちわ!
「相談できる宝石屋」越野 泰明です。
コラムの内容ってなかなか迷うんですが、
ふと閃いたように頭に浮かぶことがあります。
今日は「ジュエリーをリフォームするタイミング」について。
特別なタイミングがないとなかなかリフォームするチャンスがないかな?
って方が多いように思います。
当店のお客さまの中でも
・ 彼女への婚約指輪にあげたい
・ 姪っ子の結婚式に着けていきたい
そんな理由があって初めてリフォームされる方が多いような気がします。
では、そういう時間的な要素がなければタイミングってどうなんでしょう?
実はジュエリーそのものの価格は使っている地金相場によって変動します。
「できるだけよいモノを安く手に入れたい」
そう思うのでは当然ですよね。
ジュエリーの素材として使われるプラチナや金というのは日々、相場で変動してます。
その相場次第では宝石店で扱われてる商品も値上げがされたりすることもあります。
もちろんお店の努力で価格を常に維持して販売されてるところも多いかと思います。
で話は本題に戻りますが、じゃあ「ジュエリーのリフォーム」の価格も地金相場に
影響されるの?ってことですよね。
当然、影響されます。
ただ一つ新品を買うときと違うのはリフォームする際にはビフォーの商品にも当然地金が
あるということです。それを下取りしてリフォームするとなれば当然下取り価格もあがりますよね。
地金が高いとき。新たに作るデザイン枠の地金は高い、下取りの地金も高い
地金が安いとき。新たに作るデザイン枠の地金は安い、下取りの地金も安い。
こういう図式が出来上がります。
この相場に影響されずに比較的安定した価格でできるのがジュエリーリフォームの魅力
の一つかもしれません。
そう考えたときに「リフォームするタイミングはいつ?」となると、
やはり何か特別な記念日だったり、身に着けていく機会が近くにあったりという
ときがベストなのかもしれませんね。
こちらは亡くなったお母さまから譲り受けた立爪の指輪を
リフォームして今度結婚するお相手にサプライズでプレゼントをされるというものでした。
やはりそんな思い出いっぱいのジュエリーリフォームができたら、
それがベストタイミングなのかもですね。