夏こそ快眠!睡眠科学で仕事効率UP講座

12月に入ると、こんな声をよく耳にします。
「しっかり寝ているはずなのに、疲れが取れない」
「朝から集中できない」
「昼間に強い眠気に襲われる」
結果、
ミスが増え、自分や周囲に対して
「夜更かししているからだろう」
と、つい原因を個人の生活習慣に求めてしまいがちです。
年末が近づくこの時期は、
「忙しいから仕方ない」 「寒いから動けない」「付き合いもあるから」
と、不調をそのまま流してしまうことも少なくありません。
こうした状態の背景に、
年末特有の生活環境と睡眠リズムの乱れが深く関係しています。
人はなぜ眠るのか?睡眠の本当の役割
これまでも
「人はなぜ眠るのか」というテーマについてお伝えしてきました。
睡眠には、大きく分けて次の3つの重要な役割があります。
脳のデトックス 記憶や情報の整理・更新 心身のリセットと修復
(※詳しい解説はこちらの記事でまとめています)
https://mbp-japan.com/osaka/inshou-higuchi-mari/column/5198165/
ただし、ここで重要なのは、
これらの働きは「寝た時間」だけで自動的に回復するわけではないという点です。
年末に特に問題になりやすい睡眠の状態
年末年始は、業務の繁忙や会食・親睦の機会が増え、
帰宅時間が遅くなりやすい時期です。
結果、
・睡眠時間そのものが短くなる ・就寝・起床時刻が日によってばらつく
といった状態が起こりやすくなります。
一方で、
「睡眠時間は確保しているはずなのに、ぐっすり眠れない」
「朝起きても疲れが残っている」
と感じている人も少なくありません。
こうした状態が続くと、日中の強い眠気、集中力の低下、
ミスの増加といった不調につながっていきます。
問題は、
睡眠の量(時間)の不足と睡眠リズム(体内時計)の乱れが
重要。
特に冬は、
・日照時間の短さ
・寒さによる活動量の低下
・年末特有の不規則なスケジュール
が重なり、
本人が気づかないうちに体内時計が乱れる要因になります。
不調は「個人の問題」だけではなく、
職場環境や業務にも関連するため、
個人の自己管理だけで立て直すのは難しいと考えます。
業務量、会食、勤務時間、
年末特有の空気感。
これらはすべて、
職場環境として生じる要因です。
だからこそ年末は、
・個人の努力だけに頼らない
・「眠り方」ではなく「眠るリズム」に目を向ける
・組織として睡眠をどう扱うかを考える
という視点が必要になります。
経営・人事が年末に考えるべき「睡眠」という視点
睡眠の乱れは、
・生産性の低下
・判断力・集中力の低下
・ミスや事故リスクの増加
・年明け以降の不調の持ち越し
といった形で、
確実に組織全体のパフォーマンスに影響します。
年末の睡眠対策は、
「福利厚生」や「個人ケア」の話ではありません。
生産性・リスク管理・人材定着に直結する経営課題です。
年始早々に「睡眠研修」を導入を検討するタイミングでは。
睡眠研修は、
・社員の意識改革
※自己管理の押し付けを目的としたものではありません。
・なぜ眠れなくなるのか
・何が個人ではコントロールできないのか
・組織としてどこに手を打つべきか
を共通認識として持つことが重要です。
年始に睡眠研修導入は、
極めて合理的な経営判断だといえるでしょう。



