新入社員研修はほんとにこれでいいのか? 睡眠教育の実態を知らないからですよね

樋口麻理

樋口麻理

テーマ:企業研修

新年度を迎え、多くの企業が新入社員研修を実施する時期となりました。
ビジネスマナーや業務スキルの習得に重点を置くことが一般的ですが、
本当に企業が長期的な成果を上げるために必要なものは何でしょうか?
その答えの一つが「睡眠教育」です。

企業が知るべき社員の健康実態
新入社員に「健康は良好ですか?」と尋ねると、
多くの人が張り切って「健康です」と答えるでしょう。
しかし具体的に
「1日の睡眠時間は?」「目覚めの状態は?」「日中の眠気を感じることは?」
と質問すると、隠れ睡眠不足者が多いと推測します。
睡眠時間が業務に支障きたすと知識があるひとがまだ少ないからです。

このアンケートと新人研修の受講姿勢が同一評価に繋がるはずです。

新社会人は生活リズムが大きく変わるため、睡眠習慣が乱れやすくなります。
4月・5月の段階で生活習慣をしっかりと整えることができなければ、
その後のパフォーマンス低下やメンタル不調のリスクが高まります。

企業が果たすべき役割とは?
企業は、新入社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を
提供する責任があります。
仕事の能力を向上させるためには、まず健康な状態を整える必要があります。
それが「睡眠の質の向上」です。

では、企業が睡眠教育を導入するためにはどうすればよいのでしょうか?
1. 社員の睡眠実態を知る
 睡眠に関するアンケートを実施し、社員の現状を把握する。

2. 課題を明確にする
 眠気や集中力低下など、業務への影響をデータとして可視化する。
3. 具体的な対策を検討する
  研修やワークショップを導入し、睡眠改善の方法を学ぶ場を提供する。

まずは一緒に考えてみませんか?
「睡眠が大切なのは分かるが、どうやって教育すればよいか分からない」という声をよく耳にします。
そこで、私たちは企業とともに睡眠教育の必要性を考え、実践的な方法を提案していきます。
次回のコラムでは、
「具体的な睡眠研修の内容」と「企業における成功事例」について詳しくお伝えします。

ぜひ、貴社の社員の健康と業務効率向上のために、この機会に睡眠教育の導入を検討してみてください。

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Mybestpro Members

樋口麻理
専門家

樋口麻理(睡眠健康指導士)

株式会社印笑

医療・教育の分野を知る睡眠健康指導士が、生活や社会活動の基盤となる睡眠管理をテーマに自己実現や子育て、健康維持をサポート。笑顔で目覚めるツールの一つフェイスメソッドに基づいたエクササイズも提供。

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