Mybestpro Members

原島敏郎プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

<No.6>「コーチングの活用も様々」2)企業内で上司がコーチングスキルを使って部下対応をする(3)~“行動促進”“成長促進”のアクノリッジ(承認)

原島敏郎

原島敏郎

テーマ:コーチングについて

 日本のコーチングの現状について、シリーズで投稿しています。
 前回の「コーチングの活用も様々」の 2)企業内で上司がコーチングスキルを使って部下対応をする(2) に引き続き今日は

<No.6>
2)企業内で上司がコーチングスキルを使って部下対応をする(3)
~“行動促進”“成長促進”のアクノリッジ(承認)

 今回は、「企業内で上司がコーチングスキルを使って部下対応をする」の3回目。4つのコーチングスキルのうちアクノリッジ(承認)を扱います。

 アクノリッジ(承認)とは「相手を認めていることを相手に伝えること」です。「承認の目的」は相手の“ 自己肯定感のアップ ”と“ 行動促進 ”です。そのために、相手のどこを見て、どのように承認するか?がポイントになってきます。

 「承認の種類」は、結果承認・行動承認・成長承認・存在承認があります。

 マネジャーの多くは、成果を見ての“結果承認”が殆どです。成果を出すために努力している行動を見て“行動承認”をするマネジャーも増えてきました。この2つの承認は部下の次回の行動を促します。

 部下の“自己肯定感”や“成長意欲”に大きく影響を与えるのは、部下の成長を認める“成長承認”。
例えば、「あなたは先月この仕事をするのにまる1週間かかっていたけど、今月は3日間で出来るようになったね」

 現時点での強みなど“今の状態”を認める“存在承認”。
「あなたの強みは粘り強く取り組むところだね」などです。

 それぞれの効果を高める為に “ 使う場面 ”と“ 使い方 ”がとても大切になってきます。タイミングよく使うと人が変わったように、部下が自信をもって行動していく姿を沢山みてきました。とてもパワフルです。

 次回は「フィードバックする」を扱います。

部下対応で課題をもっているマネジャーの方へ
https://peraichi.com/landing_pages/view/7p9il


リンクをコピーしました

Mybestpro Members

原島敏郎
専門家

原島敏郎

有限会社ソリスナビタス

大手企業での長年のマネジャー経験を生かし、マネジャーが陥りやすい考え方や立場上の苦しさなどを十分に理解。マネジャーの上司や部下との関係を調整しつつ、実績を上げられる組織作りをサポートします

原島敏郎プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

元マネジャーの経験を生かしたコーチングの専門家

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大阪
  3. 大阪のビジネス
  4. 大阪の人材育成・社員研修
  5. 原島敏郎
  6. コラム一覧
  7. <No.6>「コーチングの活用も様々」2)企業内で上司がコーチングスキルを使って部下対応をする(3)~“行動促進”“成長促進”のアクノリッジ(承認)

原島敏郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼