<No.5>「コーチングの活用も様々」2)企業内で上司がコーチングスキルを使って部下対応をする(2) ~上司は “自分のため” に聞いている
<コーチングの現状>
グローバルな動きのなかでの日本のコーチングの現状について、これからシリーズで投稿していきたいと考えています。
<No.1>日本のコーチ業
今、日本の「コーチ業」は大きな転換期を迎えています。日本では、「私はコーチです」と言えば、コーチになれるという不思議な世界です。日本では正式な資格のない「俄かコーチ」が増えており、一般の方から見ると何を基準にコーチを選択すればよいかがわかりにくい状況になっています。
実はコーチの世界には「国際基準」があり、この国際基準の資格を取っているか否かがとても重要になっています。この国際基準は「国際コーチ連盟(International Coach Federation:ICF)」で、「倫理規定」や「コアコンピテンシー」という形で定められています。ICFは、世界の147の国と地域のプロコーチのメンバーからなる非営利団体です。
日本でも欧米のように、少なくともビジネスコーチを標榜するならPCC(Professional Certified Coach)、最低でもACC(Associate Certified Coach)の資格を取得していてほしいものです。
俄かコーチによるクライアントとのトラブル、あるいはトラブルとならないまでもコーチに対する信用低下が問題となっている状況で、ICFではこの「倫理規定」を徹底して、一定水準以上のコーチの品質を担保し、更なる向上を目指しています。
国際コーチ連盟
https://coachfederation.org/
部下対応で課題をもっているマネジャーへ
https://peraichi.com/landing_pages/view/7p9il