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原島敏郎プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

新任マネジャーが部下の考えを引き出す質問

原島敏郎

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 部下のデータベースをつくる際、趣味とか休日の使い方などプライベートのことは雑談の中ででてきますが、今後どんな仕事をやっていきたいかなど仕事に関することは目標設定面談とか改まったときには聞きやすいですが、普段の会話では聞きづらい、という話がよくあります。確かにプライベートな話をしている最中に突然「君はこれからこの会社でどんな仕事をしていきたい?」なんて聞けませんよね。会話の流れがありますから。
 こんな方法はいかがでしょうか?雑談をしているなかで、お互いがリラックスしていれば、まず今の仕事に関する質問をしてみる。例えば「今、仕事で気がかりなことない?」「今、仕事で困っていることある?」など“今の仕事”にフォーカスしておいて、ある程度話が落ち着いたら「ところで“将来の話”だけどさ、君はこれからこの会社でどんな仕事をしていきたい?」などと振ってみる。
 この方法でうまく「この1年間で身につけたいスキルは何?」「この会社に入った動機は?」「仕事を通して実現したいこと」「社内でおこしたい変化」「仕事の得意と思っている領域、不得意と思っている領域」「上司にどんなサポートがあればいいと思っている?」などをざっくばらんな雰囲気の中で、引き出すことが出来た方がいました。
 この場合、決して質問攻めにならないことが大事です。相手のペースに任せて話したいと思うことを話してもらう。1回で聞いてしまおうとせずに何回かに分ける。またある程度、事前に聞きたい質問をいくつか準備しておくといいですね。

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専門家

原島敏郎

有限会社ソリスナビタス

大手企業での長年のマネジャー経験を生かし、マネジャーが陥りやすい考え方や立場上の苦しさなどを十分に理解。マネジャーの上司や部下との関係を調整しつつ、実績を上げられる組織作りをサポートします

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