老化の本質とは?

白石光彦

白石光彦

テーマ:薬屋のひとり言

先日、同窓会があったんだよね。

大学の同窓会。

まぁみんな薬剤師なわけだけど

やっぱり還暦過ぎると

それなりって感じで。

癌の人も何人かいたりして。

みんな健康に気をつけてると思うんだけどなぁ。

薬剤師だけに薬に頼り過ぎているんだろうか?


そういうわけで今日は『老化の本質』について考えてみたよ。

そもそも老化っていうものがなんであるのか?

別にいつまでも若くていいのに

なぜ老化する必要があるのかって。

だってそう思わない?

老化なんかなかったらいいのに。


だけどそういうわけにはいかないんだ。

だってみんなが不老不死なら

地球は人間であふれてしまって

結局食料なくなって滅びてしまう。

だから老化ってある意味種を守るためのシステムなんだよね。

人間が増え過ぎないように

早く生まれた人が先に死んでいくというか。


じゃあそれってどんなシステムなの?

もっと詳しく説明すると

細胞レベルの話になるんだけど

赤ちゃんの肌と我々の肌って何が違う?

赤ちゃんの肌はプルンプルンだよね。

これはどんどん細胞分裂して新しい細胞が生まれているから。

細胞が新しければ肌もプルンプルンだよね。

だけどそれはいつまでも続かない。

つまり細胞分裂には限界があるってこと。

これを発見した人の名前をとって

『ヘイフリック限界』

と呼んでいる。


ようするにこれが『老化の本質』だ。

細胞分裂が限界に来た細胞はもう寿命を待つしかない。

これが『細胞死』だ。

細胞死が増えると組織や臓器が機能低下を起こし

その先は人間という『個体の死』に向かう。

これが細胞死から老化、そして死への流れである。


ではこの流れは止められないのか?

細胞分裂の限界を決める要因として

染色体の末端にある『テロメア』という部分が注目されている。

テロメアとは染色体の末端を保護するもので

細胞が分裂する度にその長さが短くなっていく。

通常細胞は50~60回分裂すると言われているが

その度にテロメアが短くなっていくのだ。

なんか怖くない?

テロメアは別名『命の回数券』と呼ばれる。

つまり回数券が無くなったとき

それは『死』を意味するのである。


もうこうなると恐怖しかないんですが

だけど救いもある。

実はテロメアはなんと。。

伸ばすことが出来るのです!!!

短くなるだけの一方通行じゃなかったんです。

これは大きな希望ではないですか?


では具体的にどうすればいいのか?

これは次回にお話するね。





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白石光彦
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白石光彦(漢方薬剤師)

光る堂薬店(株式会社 光る堂)

大阪の心斎橋、難波神社前で「光る堂薬店」を営む漢方薬剤師。ダイエットや健康相談、漢方スクールやセミナー講師も務める。腸の大切さを訴え、酵素断食約1万人指導。書籍も評判。

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