彼氏に愛されているか不安な時の、心理学的2つの対処法
「不倫が辛い」
そう検索したあなたは今、
• 苦しいのにやめられない
• 続けたい気持ちと、終わらせたい気持ちが揺れている
• このままでいいのか分からない
そんな状態かもしれません。
不倫が辛いのは、単に「好きなのに一緒になれない」からではありません。
そこには、
• 独占できない関係
• 嫉妬や怒り
• 未来が見えない不安
• 失うことへの強い恐れ
こういった感情が複雑に絡み合っています。
この記事では、これらの感情を整理しながら、「不倫関係を続けるか、別れるか」を判断するための軸を一緒に見つけていきます。
こんにちは。
公認心理師の大城ケンタです。
よろしくお願いします。
なぜ不倫はこんなにも辛いのか?
独占できない関係だから
不倫が辛い一番の理由は、独占できない関係だからです。
恋愛には本来、
• 一番でありたい
• 優先されたい
• 堂々とそばにいたい
という自然な欲求があります。
でも不倫では、
• 会いたい日に会えない
• 休日やイベントは一緒に過ごせない
• 連絡ひとつにも制限がある
好きなのに、自由がない。
さらに、相手には家庭という“帰る場所”がある。
自分はその外側にいるという事実が、心に影を落とします。
「私は特別?」と感じる瞬間と、
「でも私は選ばれていない」という現実。
この矛盾が、じわじわと心を削っていきます。
怒りや嫉妬が消えないから
不倫の辛さには、怒りもあります。
• なぜ私は隠される存在なの?
• なぜ家庭があるのに期待させるの?
• どうして私はこんなに苦しいのに、あなたは日常を守っているの?
相手の配偶者への嫉妬もあるでしょう。
相手の家族と過ごしている時間を想像してしまう。笑っている姿を思い浮かべてしまう。
そして、その怒りや嫉妬を正々堂々とぶつけられない苦しさ。
「責める立場ではない」と自分に言い聞かせながら、本音は消えない。
愛と怒りが同時に存在するから、感情が複雑になり、余計に抜け出せなくなるのです。
未来が見えない不安
「いつかは一緒になろう」
「もう少し待ってほしい」
そう言われても、
具体的な時期や行動がない。
離婚の話が進んでいるのかどうかも曖昧。
何年待てばいいのかも分からない。
希望はある。
でも確証はない。
この“宙ぶらりん”の状態が、一番心を消耗させます。未来が約束されない関係は、常に不安を抱えながら続けることになるからです。
それでも不倫をやめられない理由
ここまで辛いのに、離れられない。
それは弱いからでも、依存しているからでもありません。
感情が深く絡み合っているからです。
失う怖さが孤独より大きい
別れれば、この不安や嫉妬から解放されるかもしれない。
しかし一方で、
• 本当に誰もいなくなるかもしれない
• もうこんなに好きになれないかもしれない
そう考えると、動けなくなる。
孤独になる怖さよりも、「この人を失う怖さ」のほうが大きく感じるのです。
だから、苦しくても現状を選んでしまう。
失うことが怖い本当の理由
失う怖さは、単純ではありません。
① 愛を失う怖さ
不倫の恋は制限があるぶん、感情が強くなりやすい。
会えない時間が想いを強くし、障害があることで「運命」のように感じることもあります。
だから、「もう二度と、こんなに好きになれないかもしれない」と思ってしまう。
これは、相手を失う怖さであると同時に、“高揚感や安心感といった強い感情”を失う怖さでもあります。
② 自分の一部を失う怖さ
この関係の中であなたは、
• 求められる自分
• ときめいている自分
• 特別な存在である自分
を感じてきたはずです。
もし相手と別れたら、その“恋をしている自分”を失うことでもあります。
日常に戻ったとき、「あのときの私はどこへ行ったの?」と感じるのが怖いのです。
③「この人を失う」=「自分の価値を失う」になっている
もし関係が終わったら、
• やっぱり私は選ばれなかった
• 本気では愛されていなかった
そう証明される気がする。
相手を失うことが、自分の価値を否定されることのように感じられる。
だから別れは、単なる失恋ではなく自己否定の痛みに近いのです。
④ 絶望感や虚無感への恐れ
そしてもう一つ。
別れた後の静けさが怖い。
不倫関係は感情の振れ幅が大きい。
嬉しさも、苦しさも強い。
それがなくなったら、
• 人生が急に色あせるのでは?
• 私は空っぽになるのでは?
そんな虚無の予感がある。
でも実際には、人は少しずつ順応します。
今は想像できないだけで、感情の強さが変わるだけなのです。
不倫を続けるか、別れるか――判断するために
あなたは何を失うのが一番怖いですか?
まずは、自分に問いかけてみてください。
「あなたは何を失うのが一番怖いですか?」
•この人そのもの?
•愛されている感覚?
•選ばれている自分?
•孤独?
•虚無?
ここが曖昧なままだと、決断は感情に引き戻されます。
自分の本当の恐れを知ることが、判断の第一歩です。
その関係は、あなたを大切にしていますか?
次に見てほしいのは、現実です。
あなたはこの関係にの中で、
• 安心できていますか?
• 尊重されていますか?
• 具体的な未来の話がありますか?
それとも、
• 常に不安がつきまとっている
• 期待と失望を繰り返している
• ずっと待ち続けている
そんな状態でしょうか。
独占できない関係は不安を生みます。
でも、不安が日常になっているなら、それは愛ではなく消耗のサインかもしれません。
怖いままでも選ぶ
恐怖が完全に消える日は来ません。
だから、「怖くなくなったら決断する」ではなく、「自分を守れるほうを選ぶ」という視点で考えてみてください。
あなたの人生は、誰かの都合の余白である必要はありません。
まとめ
不倫が辛いのは、
• 独占できないから
• 怒りや嫉妬が消えないから
• 未来が見えないから
そして何より、
• 愛を失う怖さ
• 自分の一部を失う怖さ
• 自己価値が揺らぐ怖さ
• 虚無への恐れ
これらの怖さがあるからです。
でも、あなたの価値は誰かに選ばれることで決まりません。
続けるも、別れるも、自由です。
ただ一つだけ。
その選択が、あなたをこれ以上すり減らし続けないか。
そこを基準にしてください。
あなたが、自分に正直な決断を選び、これからの時間を少しでも穏やかに過ごせることを願っています。



