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生きてても楽しくない時に、まず見直すべき3つのこと

大城ケンタ

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テーマ:生き方

生きてても楽しくない、という方へ。

・毎日何のために働いてるんだろう
・生きてるのが嫌
・このまま何となく毎日働くのは辛い
・苦しい仕事をするのが嫌
・人間関係が苦痛
・やりたい事もないし、趣味もない
・お風呂や食事自体めんどくさい


楽しく前向きに生きていく為には、
次の3つを見直すことがポイントです。


①「仕事」を見直す
②「人間関係」を見直す
③「日常生活」を見直す


この記事を読むことで、
あなたが自分らしく幸せな人生を
送るキッカケとなれば幸いです。

こんにちは。
公認心理師の大城ケンタです。
よろしくお願いします。

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人生で一番大事なこと

なぜ生きてて楽しくないのか。

それは、一番大事なことを
おろそかにしているからです。


一番大事なことを二の次にして、
趣味を見つけようとしたり、
やりたい仕事を探すから、楽しくないのです。


では、人生で一番大事なことは何か?


それはこれです!


「自分を好きになること」


これが生きる土台、人生の土台と
言っていいでしょう。


趣味、仕事、人間関係、恋愛・結婚などは、自分を好きになる為の手段でしかない。


自分を好きになるには、
以下の2つが大事です。


「嫌々やっていることをやめる」
「自分の心が喜ぶことをする」



・今日何食べて、何を食べないのか。
・どこに行くか。あるいは、行かないのか。
・誰と会うか。あるいは、誰と会わないのか。
・何か言うのか。あるいは、言わないのか。


こういう日常の些細な行動もあれば、


・どこの会社で働くか
・どんな仕事をするのか
・どこの大学に行くのか
・恋愛で誰と付き合うのか
・誰と結婚するのか

比較的、大きな決断と言えることまで。


人生のありとあらゆることにおいて、
自分の心が求めている行動をしているか。


「自分が心から求めている行動」とは、
言い換えると、


「常に自分が心地良く快適に過ごせているか」
ということです。


「仕事、人間関係、恋愛、結婚、健康、お金など」
あらゆることにおいて、
自分が心地良く快適に過ごせているかを
自分の心に問いかけることが大切です。



自分の心を犠牲にしたまま、
何となく仕事をして、
何となく休日を過ごして、
何となく人付き合いをしていると、
生きてても楽しくありません。


この後は、
「仕事」「人間関係」「日常生活」
この3領域で自分が快適に心地良く過ごす為に、
どんな行動が適切かを述べてきます。

①仕事を見直す


仕事において、
心地よく快適に過ごせていますか?


そもそも、
やりたくない仕事を
しているのであれば、
楽しくないのは当然です。


生活していく為に、
少しでもお給料の良い会社で、
土日が休みで、残業はなし。


このように条件で仕事を選ぶと、
やりたくない仕事をしているので、
楽しくないでしょう。


あるいは、家業を継がないといけない。
これもやりたくない仕事をしていることに
なるかもしれません。

a) 条件よりも興味のある仕事をする


<興味のある仕事にチャレンジした方がいいケース>


・もうこんな歳だし、今さら資格を取って勉強するのも、勇気が出なくて一歩踏み出せない。

・せっかく大手の会社に入社したのに、転職するのはもったいない。

・いろんな仕事をやってみたけど、どれもダメだった。


こういうケースは、
勇気を出して興味のある仕事に
チャレンジしてみることです。


それが生きる楽しさにつながります。

b) 自分の特性に合った仕事をする


<自分の特性に合っていない仕事をしているケース>


・本当は接客業が向いているのに、営業をしている。
・本当は営業職が向いているのに、事務職をしている。
・本当はシンプルな作業が得意なのに、複雑な仕事をしている。
・本当は個人プレーが得意なのに、チームプレーをしている。
・リーダーシップを取るのが苦手なのに、そういうポジションにいる。


環境を変えることで
物事が上手く進むことはよくあります。


ところが、環境を変えることは、
とてもエネルギーがいるので
どうしても環境を変えたくないものです。


これはホメオスタシスと言って
変化よりも現状維持を選んでしまう
人間心理
によるものです。


ホメオスタシスがあることで
どんなに現状が辛くても
新しいことにチャレンジしにくいのです。


思い切って、現状を変える勇気を
持つことが必要になってきます。

②人間関係を見直す


心地良く快適に、人付き合いが出来ていますか?


人間関係が楽しくないという時は、
次の2つを見直すべきです。


a)相手への関わり方を見直すこと
b) 関わる相手を見直すこと



一つずつ説明します。

a) 相手への関わり方を見直す


相手への関わり方を見直す時、
次のようなことが普段できているか、
ご自身を振り返ってみてください。


・意見を言いたい時は、意見を言う。
・断りたい時は、断る。
・お願いしたい時は、お願いする。
・甘えたい時は、甘える。
・嬉しい時は、嬉しいと伝える。
・嫌な時は、嫌だと伝える。
・相手に質問したいことを、質問する。


いかがですか?


多くの人が、
本音を言えず我慢しているから、
生きてても楽しくないのです。


・言いたいけど、言えない。
・断りたいけど、引き受ける。
・甘えたいけど、我慢する。
・お願いしたいけど、自分でやる。
・嬉しくないけど、嬉しいフリをする。
・本当は大丈夫じゃないのに「大丈夫です」と言う。


人間関係を振り返って、
こんな風になっていませんか?


まずは、人付き合いで無理せず
思っていることを
素直に伝える勇気を持ちましょう。

b) 関わる相手を見直す


生きてても楽しくないのは、
居心地が悪い人と一緒に過ごして
いるからです。


従って、
一緒にいて居心地の良い人と
過ごす時間を増やすこと。



これが大事です。


ところが、次のようなことはないですか?

・行きたくない飲み会に仕方なく付き合ってしまう。

・ランチに誘いたい人はいるけど、自分からは誘わない。


もしあなたの周囲に、
居心地の悪い、苦手な人しかいないなら、
一人で過ごす方がよっぽど良いです。


ただ、ずっと一人で過ごしていると、
孤独感を感じるので、一緒に居て
居心地の良い人を探してみてください。


一緒に居て居心地が良い人や、
自分にとって味方となる人が
一人でもいると、前向きな
生きるエネルギーが湧いてきます。

③日常生活を見直す


日常生活で嫌々やっていることや
我慢していることはありませんか?

例えば、

○今はお風呂に入りたくない。でも、入らないといけない。

○お菓子が食べたい。でも、太るから止めておこう。

○勉強したくない。でも、勉強しないといけない。

○寝たい。でも、寝ている場合じゃない。

〇食事を作らないといけない。でも、料理したくない。



このように日常生活において
嫌々やっていることが多いと、
生きてても楽しくありません。


もし5時間勉強すると決めているなら、
2時間に減らす。というのも良いでしょう。


食事を作りたくないなら、
週に何回かは、スーパーの弁当や
冷凍食品でも良いでしょう。


心の声を大切にして、現実面で
折り合いをつけていくことが大事になります。

生きてても楽しくないのに、なぜ生きなければならないのか?


「生きてても楽しくないのに、
なぜ生きなければならないのか?」



こんな疑問にぶち当たることが
あるかもしれません。


私たちは生きていると
人間関係や仕事など様々な
困難や悩みが生じます。


そして、この人生をかけて、
様々な悩みや困難を乗り越えることで、
自分を好きになっていくのです。


・仕事
・家族
・恋愛・結婚
・お金
・健康


これらは自分を好きになる為に用意された
人生のイベントと言ってもいいでしょう。


何の為に生きなければならないのか?
冒頭で述べたことの繰り返しになりますが、


・自分を好きになるため
・自分を愛するため
・自分を認め、受け入れるため
・自分が自分であることを実感するため
・自分で自分の人生を切り開いていくため


そして、
この地球で人間として人生を楽しむため。
と言ってもいいでしょう。


「仕事」「人間関係」「日常生活」の3つを見直し、
自分らしく生きることが出来た時、
「何の為に生きているのか?」という問いの答えが、
あなたの中で見つかることでしょう。

まとめ


生きてても楽しくない時は、
何のために生きているのか
わからなくなることがあります。


筆者はカウンセラーとして、
多くの人の悩みを聴いてきました。


みなさん、自分らしく生きたいのです。

それは「心から求めていることをしたい、心が喜ぶことをしたい、心に正直に生きたい」ということ。


おそらく、それが生きる目的だと思うのです。


だからもし、
今あなたが生きてて楽しくないなら、
「仕事」「人間関係」「日常生活」を
見直してみてください。


そして、心に正直に、
あなたの心が喜ぶことをしてください。



あなたが希望を持って
生きていかれることをお祈りしています。


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大城ケンタ
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大城ケンタ(公認心理師)

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