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谷光高

ゴルフの楽しさを多くの人に伝えるゴルフ場経営者

谷光高(たにみつたか) / ゴルフ場経営者

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)

コラム

ゴルフにおける帽子の役割

2014年9月21日 公開 / 2022年8月27日更新

テーマ:ゴルフを始める人を応援します

コラムカテゴリ:趣味

帽子が持つ「3つの役割」

ゴルフ場ではプレー中の帽子もしくはサンバイザーの着用の義務付けはない。マナー違反にもならないが、安全のために出来るだけ持っていくようにしてほしい。

なぜ、帽子をかぶった方が良いのか?
帽子には3つの役割がある。

気候や気象の変化から守る

1つ目は気候や気象の変化から頭や顔を守ることである。
太陽の光のまぶしさを遮り強い直射日光から守ることがひとつ。さらに冬はニット帽などで寒さから守ることができる。

ちょっとした小雨や通り雨のときには、髪が濡れることや目に雨が入るのを防ぐこともできる。

打球や枝から守る

2つ目の役割として打球や樹木の枝から頭部を少しでも保護できるということ。

九州にある多くのゴルフ場が着帽をドレスコードとしている。これは九州ゴルフ連盟の指導によるもので、以前打球事故により当事者だけでなくゴルフ場も係争に巻き込まれたことが、その理由だということである。

ヘルメットでもない普通の帽子では、打球の直撃から頭部を完全に守ることはできないが、衝撃を少しでも和らげられるかもしれないということである。

ボールが樹木などの下にあって、そこから出ている枝に頭が接触してケガをしたとう話もよく聞く。そんなときに着帽していると切り傷から頭部を守ることもできるかもしれない。

他の人に意思を伝える小道具

3つ目の役割は、遠くにいるプレーヤーや他の人に意思を伝えるジェスチャーの小道具としての役割である。
例えば、隣のホールに打ち込んだときにプレー中だから大声で謝るわけにはいかない。そんなときには帽子を脱いで頭を下げることにより、その動作で謝罪していることが遠くからでも分かるし、他の人のプレーを妨げることもない。 

頭を下げただけでは伝えにくくても、帽子を脱ぐという大きな動作をプラスすることによって、「すみません!」の意思をはっきりと相手に伝えることができるかもしれない。
あいさつする時でも、言葉だけでなく帽子を脱ぐという動作を加えることによって、より相手に気持ちを伝えることができる。

帽子のマナー

このように帽子にはいろいろな役目があるが、クラブハウスに入ったら帽子を脱ぐのがマナーである。
ゴルフ場レストランの入り口には”帽子掛け”がある。その”帽子掛け”に帽子を掛けてから着席しよう。


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※インターネットでゴルフ規則の全文をダウンロードできます。
公益財団日本ゴルフ協会(JGA)サイト
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rules.html
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