どうしても打てそうにないときのゴルフの救済「アンプレヤブル」

谷光高

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テーマ:プレー中のボール・トラブル救済ルール

打てないときには無理せずに「アンプレヤブル」

大きな木の根元にボールがくっついてしまいました。どうやっても普通には打てそうもありません。
最後の手段としては、ボールの後ろにアイアンを置いてバックスイングをせず、クラブフェースを押し出すように打つしか・・・ 
木の根元で打てない
ちょっと、待ってください!!

ボールを押し出して打つことは、規則14-1(球は正しく打つこと)違反となり、ストロークプレーでは2打のペナルティーとなってしまいます。

この場合、無理に打とうとせずに速やかに「アンプレヤブル(規則28)」を宣言し、1打の罰を付加して以下の3つから救済の処置を選ぶ方が得策と言えます。

アンプレヤブルでの救済

➀アンプレヤブルを招いた球をプレーした元の位置にできるだけ近い所でプレーする。

②ホールと球を結ぶ後方線上(距離に制限はない)でドロップ。

③球から2クラブ・レングス以内で球をドロップ。
2クラブレングスの範囲で、
ドロップして、
ドロップした球は、落下地点から2クラブレングス以内であれば有効です。それ以上転がれば、再ドロップとなります。
ドロップ後、2クラブレングス以内であることを確認し
ドロップして止まった位置から打ちます。
打つ
アンプレヤブルが必要なケースは多々出てきます。これを知っていることで、速やかにプレーができるので、プレーペースにも役立ちます。必ず覚えるようにしてください。
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谷光高
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谷光高(ゴルフ場経営者)

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)

一部の人が楽しむゴルフから、誰もが気軽に楽しめるゴルフへ。日本のゴルフ文化を変えるため、ゴルフ初心者へのサポートや子どもたちへのレッスン、学校の授業などを行い、初心者にゴルフを楽しむ機会を提供している

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