もしもゴルフカート道路の真ん中にボールが止まったら
打てないときには無理せずに「アンプレヤブル」
大きな木の根元にボールがくっついてしまいました。どうやっても普通には打てそうもありません。
最後の手段としては、ボールの後ろにアイアンを置いてバックスイングをせず、クラブフェースを押し出すように打つしか・・・
ちょっと、待ってください!!
ボールを押し出して打つことは、規則14-1(球は正しく打つこと)違反となり、ストロークプレーでは2打のペナルティーとなってしまいます。
この場合、無理に打とうとせずに速やかに「アンプレヤブル(規則28)」を宣言し、1打の罰を付加して以下の3つから救済の処置を選ぶ方が得策と言えます。
アンプレヤブルでの救済
➀アンプレヤブルを招いた球をプレーした元の位置にできるだけ近い所でプレーする。
②ホールと球を結ぶ後方線上(距離に制限はない)でドロップ。
③球から2クラブ・レングス以内で球をドロップ。
ドロップした球は、落下地点から2クラブレングス以内であれば有効です。それ以上転がれば、再ドロップとなります。
ドロップして止まった位置から打ちます。
アンプレヤブルが必要なケースは多々出てきます。これを知っていることで、速やかにプレーができるので、プレーペースにも役立ちます。必ず覚えるようにしてください。
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