ゴルフ場の歴史的こだわり! 来場時の「ジャケット着用」
近年、台風が連れてくる前線や低気圧により集中的な豪雨や落雷が発生し、多くの被害をもたらしている。
まさにバケツをひっくり返したような想像もできない量の雨が降ったと思ったら、次は雷が鳴りやまなかったりという予測のつかない事態が数多く発生している。
2014年8月6日、愛知県で野球の試合中、突然の落雷で一人が亡くなった。
1997年に茨城県のゴルフ場で起きた落雷事故では5人が病院に運ばれ3人が亡くなっている。
ゴルフ場ではこの事故以外にも数多くの落雷による事故がある。
プレー中に雷が近付いて来たら問答無用でプレーを中断し、速やかに対処することを考えてほしい。
落雷から身を守る対処法
人間の身体の内部は電気の導体。それを皮膚という絶縁体が覆っているが、それほど強力な絶縁体でないので人間そのものが絶好の落雷の対象物になってしまう。
そうしたことを念頭に置いて予防を考えなければならない。
ゴルフ場では周辺の雷情報をインターネットで常に検索している。しかし天気予報と同じで100%信頼できるものではない。
そのため雷注意やプレー中断、避難のサイレンや勧告が遅れる可能性もある。最終的には自分自身の判断で身を守ってほしい。
対処①:クラブハウスか、最寄りのコース売店や避雷小屋に逃げ込む!
スタート前には、どこに避雷小屋があるか確認することが大切。有馬カンツリー倶楽部ではコース売店を含めて全ホールのティーインググラウンド付近に避雷針の付いた避雷小屋がある。危ないと感じたらすぐに近くにある避雷小屋に逃げ込んでほしい。
対処②:ゴルフカートに待機するのは危険!すぐに避雷小屋まで移動する!
ゴルフカートにはドアがなく、人間はむき出しの状態であり安全な退避場所とはいえない。速やかに退避小屋かクラブハウスまで移動してほしい。
対処:③緊急の場合はバンカーの低いところで身を伏せる!
避雷小屋などが遠く、危険が迫っている緊急の場合は、バンカーのような低いところで身を伏せるなどしてできるだけ低い姿勢をとる。
対処④:樹木や鉄塔など高い物体からは4m以上離れる!
近くに安全な空間が無い場合は、電柱、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避する。
ゴルフコースの高い木の近くは危険なので最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてほしい。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにする。(気象庁HP)
日本大気電気学会のホームページでも、「雷から命を守る心得」が書かれている。
ぜひ、ご覧下さい。http://www.saej.jp/publications/hint.html
雷によるプレーの中断と再開の合図
日本ゴルフ協会でも、ゴルフコース内での落雷による死傷事故が多くなってきていることから、全国のゴルフ場や各ゴルフ競技の主催者に対して、避雷対策に万全を期すよう強く勧告している。
日本ゴルフ協会では、険悪な状況によるプレー中断の場合の信号(サイレン)は「1回の長いサイレン」としており、すべてのゴルフコースで統一されることを勧めている。
多くのゴルフ場がこのサイレンに則っているのでぜひ覚えておいてほしい。
プレーの即時中断 ●1回の長いサイレン
プレーの中断 ●短いサイレン(繰り返し)
プレーの再開 ●1回の長いサイレン
プレーの再開については、ゴルフ場のサイレンやキャディーや巡回車の指示に従うようにしてほしい。
勝手に判断してプレーを再開しないようにしよう。
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※インターネットでゴルフ規則の全文がご覧いただけます。
公益財団日本ゴルフ協会(JGA)サイト
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/index.html
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