ゴルフマナーの基本② ボールマークの直し方
ゴルフで知る性格や人となり
ゴルフの魅力として、1日一緒にプレーすれば相手の性格や人となりが理解できることが挙げられる。社用でゴルフが利用されるのは、仕事の話をしなくともゴルフを通じて相手の性格を知ることができるからとも考えらる。
ゴルフでミスショットをしたり、不運に出会ったりしたときにどのような反応を示すのか、どのような行動を取るのかを見ることによって性格や人となりが見えてくる。
ミスをした時にゴルフクラブを地面に叩きつけたり、投げつけたり、挙句の果てはクラブをへし折ったりするような人は、仕事のときでも怒りに任せて適切な判断や選択ができないと見られるかもしれない。
ミスショットや不運に出会ったときに言い訳から始まるという人もいる。
ボールがディボットの中だった、木の根元だった、バンカーの均されていない足跡にボールが止まっていたなど不運への言い訳や、アドバイスが間違っていたとキャディーを責めたり、前の組のスロープレーでペースが乱されたなど他人のせいにする言い訳もある。
また、買ったばかりのクラブのせいにしたり、グリーンが遅い、ホールの位置が悪い、距離表示が間違っているなどとコースのせいにするような言い訳など次から次へと飛び出す。
そして、ミスや不運が続いた挙句、ラウンドの途中で「もう今日のゴルフはダメ。おもしろくない。」と言って散漫なプレーをするようになり、周囲のプレーヤーまでゴルフを楽しめなくしてしまう人もいる。
このような状態は、他のプレーヤーに対する心くばりを欠いたマナー違反という他ない。それでは、ミスした時や不運に見舞われた時は、どのように対応すれば良いのだろうか?
ゴルフの原則「あるがまま」に現実を受け止めて
ゴルフでも仕事でも、起こったことがミスでも不運でも、すべて現実として受け止めることから始めなければならないん。ゴルフは「あるがまま」が原則。「あるがまま」の現実にどう対処していくかがゴルフである。ミスや不運の言い訳や奇声は、周囲のプレーヤーからすれば雑音でしかない。
ゴルフのトッププレーヤーもビジネスで成功した人も多くの苦難を乗り越えてきたからこそ、今の結果がある。
だからこそ「この苦難を乗り越えれば、またひとつ大きく成長できる」と思って臨んでほしい。そうすれば自然に冷静さを取り戻すことができ、楽しむ気持ちも湧いてくるのではないだろうか。
ゴルファーの名言
最後に、全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ2回、全英オープン2回の優勝歴を持ち、近代ゴルフのバイブルとして多くプロゴルファーに影響を与えた「モダン・ゴルフ」の著者でもある ベン・ホーガン(1912~1997)の言葉を。
「ミスショットの弁解は、あなたの友を苦しめるだけでなく自分をも不幸にする。」
引用及び参考文献
『ピーターたちのゴルフマナー』 ゴルフダイジェスト社1999
『ゴルフがビジネスの成功につながる理由』 ぱる出版2013
『ザ・ゴルフ』 出版芸術社2006
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※インターネットでゴルフ規則の全文がご覧いただけます。
公益財団日本ゴルフ協会(JGA)サイト
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/index.html
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