浜ちゃんの浮気に見る別れの潮時

今日のテーマは、ちょっと夫婦の問題と離れますが
「人の事を分かるとはどういうことか?」に付いて書きます。
よく相談者から問われる事に「夫の考えている事が分かりません」という相談は少なくありません。
人は、どこまで相手の事が分かっているかという事で、実は難題です。いくら夫婦と言えど、元は赤の他人です。
だから他人だから分らないという事ではなく、人の気持ちを理解する事が得意な人と、そうでない人がいます。
むしろ得手不得手というより、能力とか技術の世界かもしれません。だから、人との距離感はあまり関係ありません。
相手の気持ちが読めない人というのは「誰に対しても」という事ではありません。
同性の友人や、共通の趣味で繋がっている人などの人とは、共感が持てるのです。
その理由は、理解が生まれる条件の一つに「利害関係がない」からです。
ただ、利害関係と言っても、必ずしも金銭の事ではありません。
夫婦関係の様に、夫婦の関係を継続する為には、それなりに技術が必要になるのです。
その意味から言うと、相手の気持ちを分からなくさせる事に、
自分の気持ちを「読まれて困る」という防衛心もあります。
つまり、相対する相手には気持ちを読まれると損をするから、悟られなくするという事・・・・それも利害の「利」の部分なのです。
その意味で、相手の気持ちが分からないという事は、貴女の理解力の無さか、実は相手の作戦の1つかもしれないという事です。
特に浮気問題が相手にある場合は、巧妙に隠す事は当然だという事です。
ただ、中には相手を分からなくさせている物は、実は貴女の心の中に、その原因があるという場合もあるので、今日はその事について説明しますね。
【夫の考えを知りたいなら】
結論から言うと、妻の貴女が
「私はこう思う」という前提をまずは、捨てて下さい。
貴女が先に前提を決めているから、ご主人の気持ちが見えてこないのです。
簡単に言うと貴女の思いが、ご主人の気持ちを逆に見えなくさせています。
その事をお教えるのにちょうどいい例があります。
参考にするのは、最近、世間を騒がせた高校生をハンマーで殴打して逃亡し、捕まった高林容疑者の事を参考にします。
今日、お伝えしたいのは、この犯人の事や事件の事ではありません。
特に私が注目しているのは、この高林容疑者の母親の事です。
この母親が自分の息子の事を何も分かってないという事です。
まず容疑者が事件を犯して逃亡している時「高林容疑者は、どんな人ですか?」と人物像を記者から問われメディアのインタビューにこう答えて下記の様に述べました。
「心の優しい子で、いつも身体を鍛えているマッチョです」と告げ、まるで芸能雑誌へのインタビューのような感じで答えていました。
続いて高林容疑者が逮捕された後には
「解決して本当にありがたいと思っている。
神様に感謝しております。
(息子には)したことはよく考えて、今後の人生をよい方向にいくようにがんばってもらいたい」と、話した。
【変な考え方】
親馬鹿と言えば簡単ですが、礼儀の意味でも世間に向けて失礼と言う事に加えてこれは母親が、息子への「見方が変だ」と感じます。
Xなどの書き込みで、息子とは言え、44歳にもなった、人間の母親に事件の事を問う事は、如何なものか?という意見も多く聞かれます。
確かに、そういう側面はありますが、それよりも、
母親が息子の事を、よく理解していないと感じるのです。
子供の育て方が間違っていたとか、そんな事を言いたいのではありません。
しかし、私はこの事件の根底を形づけている物が、この母親が息子に対する親馬鹿は差っ引いたとして、息子の人物像に対する評価は間違えているのです。
今回、事件の背景は色々あるとは思いますが、自分より年下の学生を凶器を使って2回も事件を起こしている息子は、本当に思いやりのある人間か、どうかなのです。
事件の悪質から思えば、母親なら、心を鬼にしてでも「心優しい」と息子を褒めるべきではないし、避ける言葉だったと感じます。
その上でこの母親は、警察への労をねぎらう事は言っても、被害者へのお詫びの言葉が、全く無かった事が最も気になりました。
、
それは礼儀の話ではありません。
この母親は本当に息子の人間性を理解していないのです。
その原因は、親馬鹿と言うより、母親の望む人物像を、息子の上に
被せているだけなのです。
今日のコラムで、私は書きたかった事は、「人はどれほど、人の事を分かっているか?」です。
特にこの母親の様に考え方にバイアスが掛かっている人は、事件の問題点すら、分からなくさせてしまいますが、身近になれば、なるほど、自分の理想像で、相手を見てしまう事になります。
つまり相談者がパートナーに
「何を考えているか教えて」と懇願しながら、夫から告げて欲しい内容は、妻の貴女が考えている「理想郷」なのです。
夫は、今を乗り越えようとすると、とりあえず妻の望む答えを言うだけになります。
【答えは貴女が用意した中にある】
特に、夫婦のコミュニケーションが取れないと悩む妻に限って、その傾向が強くなるようです。
長い間、そうした方を見てきて、ある一定の傾向があると分かります
しかし、その後は、現実とのギャップに苦しむ事にもなります。
それは、向き合うパートナーの気持ちが知りたいと言いつつ、本当は、答えは相談者の中にあるのです。
もう少し強調して言うと、答えはその相談者が決めた中にあり、パートナーには、その答えを言ってほしいと願っているのです。
つまりパートナーに「お願い、貴男の気持ちを教えて」と、問うてはいても、本当は尋ねているのではなく、貴女の望んでいるものの、答え合わせをしているのです。
高林容疑者の母親の息子に対する人物像も似たような事です。
確かに、母親から見れば、息子は心優しい部分もあったでしょう。
人間は、色んな面で形成されるので、そこは否定しません。
しかし息子は、確かに1度目の犯罪は人を斧で、2回目はハンマーで殴ったのです。母親は、その面を頭の中で消しているのです。
【前提は一旦、忘れて下さい】
もし、貴女の悩みがパートナーの浮気や、その事で、コミュニケーション不足が起きているなら、貴女の前提を一旦忘れて下さい。
あれほど、優しいかった夫。
夫自身からも、「浮気をするはずがない」と言っている事。
家族を大切という夫が家族を裏切るはずがないという考えは
一旦、置いて下さい。
貴女の前提が、今の現状を、見えなくさせています。
貴女の前提は、一旦捨てて、現況を観察して下さい。
今日からは、本質を見極める目を持とうと思えたらこのコラムはお役に立てたと思います。
では今日はここまで。


