不倫保険?

今日の課題は、夫の不倫に苦しむ妻への参考書になるでしょう。
とは言え、必ずしも、断言するという事ではありませんが、これから書く内容が、当てはまると感じたら、
その方向の傾向が高いという事を、知って頂く為のスタディーです。
例えば、夫が離婚迄を視野においている場合と、そこまでは考えてない場合の違いをお知らせします。
【男性は不器用】
とにかく、男性という生き物は、不器用です。
離婚を目指しているか、否かは別としても、今、家庭をないがしろにしても、不倫相手と前に進みたいと考えている時の傾向はとにかく、家族に冷たい。
特に妻に対しては、妻の短所を非難し、妻の存在を蔑みます。
中には、子供達には、これまでと変わらず優しくして、妻にだけ冷たい態度を取る夫は、自分の不倫の原因を妻のせいにしているという、「ことさら」な態度です。
これは妻一人を孤立させる事にもなり、夫と子供の関係は悪くないという事を示す為です。
つまり妻だけが悪いという風にしておいて、夫への反撃を少なくしておくということに役立ちます。
【浮気を反省していない夫】
ここ迄の事を、やってのける夫は、子供すら、妻を責める小道具に使われ、もう家庭や家族には愛情はありません。
それが一時的な物か、完全にそうなのかは、断言できませんが、少なくとも、家族と修復をしようという姿勢は皆無です。
【家庭を継続しようとしている夫のケース】
それに対し、家庭では、善きパパをして、妻とも適度に楽しくやっているように見せる夫は、不倫は不倫として、家庭を捨ててまでとは考えていません。
だから妻には家庭円満な夫を演じますし、子供達とも一緒に遊んだりと、普通の家族とは変わらぬ態度を取ります。
なので、ここを猜疑心いっぱいで夫を疑っても、夫は必死で演技をしながらでも家庭を継続しようとしているので
そこをほじくって、夫婦の関係を悪化させる必要はありません。
よく、相談者は「夫が嘘をつく」と言われますが、嘘をついてでも家庭を守ろうとしているという事ですから、
わざわざ、嘘を暴く必要はありません。
いえ、嘘を暴く事で解決はしないという事です。
こういうケースの時は、夫を責めるのではなく、夫の少しだけ残された良心の呵責を利用する方がいいのです。
嘘をついているという事は、嘘をつく事が保つ事になるので、嘘をつくのです。
【嘘をつく事の意味】
つまり嘘をつくという事は、継続をしようという表れだとお考え下さい。
そうすると、嘘をついた事を責めるだけでは、問題が解決しません。
本当の問題は、嘘をついてでも、不倫や浮気を、問題外とする理由です。
そこが分からない限り、前には進めません。
大事な事は、嘘をつかれたからと言って、短絡的に、そこだけを責めてはいけません。
その嘘に含まれるご主人の、誠意を見極めて、夫を否定するだけの方法は取らないようにして下さい。
「嘘をつく」と言う行為は決して褒められた事ではありません。
しかし、そこに秘められた目的を思うと責めて終わりというほど、物事は単純ではないという事を知って下さい。
そこで、どうしたらいいかは、ご主人のタイプだとか、不倫相手のタイプとか、不倫の年月、粘着度にもよるので、パーソナルな分析を要します。
その為に、私のような者が存在するので、その先は、ご相談下さい。
では今日は、ここまで。



