愛情のケチ
今日は、本当に夫の事が好きなら、挑戦するべき事についてお話します。
サレ妻にとっては、厳しい意見で耳に痛い事だと思いますので、心してご覧ください
夫を愛しているから、信じたいという事と
本当に信じられる事かは、別問題です。
現実問題とは、次のような考え方をするべきかと思います。
現在、起きている事象に対し、信じられる事か、信じるに値しないかは
、分けて考える必要があります。
【本当の愛は無償の愛】
何が何でも、夫を愛しているというなら、見返りのない無償の愛で愛せばいいのです。
でも、現状が、貴女を苦しめる物であれば、ただ盲目に夫を愛しているから、という事だけでは
問題解決にはなりません。
ここは、しっかり、認識すると、覚悟が生まれます。
人は自分の利益になる方向を信じるものです。
これを信念と呼ぶのかもしれません。
しかし、信じる事で、それが、正しいかのように思うと、道を誤ります。
人間は、信じる事の方が、自分のメリットになるから、信じるのです。
逆に言うと、信じたら、ドツボにハマると思えば、例えそれが真実であろうと
単純に信じていてはいけないという防御の気持ちが働きます。
もし、信じる事が自分の不利益になるなら、そこで信じる事を
踏みとどまるかもしれません。
信じたい相手を信じる事で、自分の気持ちを支えられるなら、人は信じる方を選びます。
信じている事で、自分を保ち、自分を守っていると言えるでしょう。
例えば、夫が浮気をして、妻の貴女と距離を置こうとしている場合、
貴女は「いつか夫は浮気を反省し、私の事を再び愛してくれる」というストーリーを想定します。
だから、今、現状が、どれだけ厳しく、寂しい現実でも、夫がいつか振り向いてくれるという
シナリオを、妻の貴女は作ってしまいます。
それが、夫を信じるという事です。
【いつか解決するだろうという希望的観測】
また、違うストーリーも浮かぶかもしれません
例えば、夫の浮気は一時的に、血迷った事とか、或いは、浮気相手の女性からそそのかされた結果だから、ほとぼりが冷めたら、夫は、再び、家族を大切にしてくれる時が来ると、信じる・・・とか。
こうした考え方は、本当に夫の考えている事と一致しているかは、別問題にしてしまっています。
つまり、本当に必要なのは、夫の言う事と行動が一致しているか、です。
これを言動一致と言います。
夫が妻に告げている事と、現実に違いかないかの確認が大事です。
しかし、多くの妻は、その確認をせずに、
夫の言葉だけを鵜呑みにして、夫を信じます。
夫を疑うよりも信じる事が、夫婦としてあるべき姿と考えているからです。
夫を疑う事は、妻としては、あるまじきことで、
信じる事で、夫には誠実であろうとする美意識と
無意識の防御本能も働いています。
夫が浮気をしたという事は、妻への愛が減少したという事を
受け容れらないのと、受け容れたら、それはある意味、
愛する夫から、見捨てられたという事を認める事になります。
【認めたくない現実】
だから、浮気の程度や、深刻さはともかくとして
妻への夫の愛が冷めたという事を認めたくないのです。
だから、夫の浮気を、一時的な気の迷いであったり、
浮気相手からのアプローチを強くなされ、魔がさして誘惑に負けたと思う妻もいます。
ここは、夫を信じるあまり、悪いのは夫ではなく、浮気相手だと考えるせいです
その為、浮気相手への憎悪を募らせるという妻も少なくありません。
夫を信じる事で 未来にも希望を持てる。
だから多少の疑問はあっても、信じているふりをする。
浮気は言い換えれば、夫の心変わりです。
それを認めたくないという事が信じるという事に
置き換えているのです
夫が妻以外の人を愛している・・・・・これは認めたくない現実です。
妻にすれば、ある意味、失恋です。
【裏切りという失恋】
その失恋を直視し、痛みを感じたくないから、
今を見ずに、未来へと目を向けているのです。
それが夫を信じるという置き換えです。
何もしないで、問題が好転すると信じるのは
見て見ぬふりの妄想です。
本当に夫の事が好きなら、どんなに、泥沼になっても、
奪還しなければ、と考えるのが普通です。
それをしないのは、夫が怖いという事があります。
つまり、怖いから信じるという、矛盾した面もあります。
【本当の嘘つきは妻?】
厳しい言い方ですが、本音の所は
面倒な事は避けたいという面倒くさがりと言わざるを得ません。
色んな心境はあるでしょうけれど、未来を性善説で捉え
希望を持つ事で現実から逃げています
このようなケースの場合、これらの妻に共通した面があります。
それは、夫のタイプにモラハラが多いという事です。
夫を愛しているし、夫を信じている。
でも、実はその夫がモラルハラスメントタイプが多いのです。
【本当の問題は夫のモラハラ】
ここを逃げないで、考えて下さい。
信じているという気持ちと、夫が怖いという
相反する事実。
信じるという事は、信頼が土台にあるはずです。
ここが、妻の貴女が、最も触れないでおこうとした現実です。
ご主人は、家庭が大事
家庭が大事、家族が大事、子供が大事と言いながら
でも、妻の事は愛しているとは思えない残酷な現実。
これを、解決したいなら、夫に真実を求めるのは今じゃないと思います。
夫だって、自分に嘘をついている事は分かっています。
自己矛盾に気が付いているけれど、今はこんな風にしかできないと
いう現実。
では、今、夫には何が起きているのでしょうか?
それを夫に問いただしても、夫にも答えられません。
何故なら、貴女の夫は「こと無かれ主義」だからです。
今、何かの為に、波を変えようとは思っていません。
貴女も、現実を見ずに、何も事実を知ろうとしない。
二人とも、似たもの夫婦。
現実に手を入れずに、このまま、成り行きに任せることしかしない
ことなかれ主義の二人では、何も変わりません。
本当に夫の事が好きなら、多少の痛みはあっても、
浮気相手から奪還しなければ、何も変わりません。
貴女が成り行き任せにすると、ご主人も
自分の浮気は、成り行き任せにするでしょう。
もう一度、書きますね。
本当に夫の事が好きなら、どんなに、泥沼になっても、
奪還しなければ、と考えるのが本当の愛です。
今のままでは、今のまんま。
今日はこの言葉で締めくくりたいと思います。
では今日はここまで。
では今日はここまで。
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