夫の本音を知るには
一昨日、日本中を駆け巡った違法賭博に関与という事で、水原一平さんが翔平さんの通訳から外れドジャースを解雇されたというニュース。
寝起きの頭をガツンと殴られたような衝撃で、目が覚めました。
まだまだ事実関係は分かりませんが、現時点で公表されている範囲で私なりに考えてみました。
せっかくですから単なるニュースとしてではなく、私の仕事である夫婦問題に置き換えて考えてみました。
【人生は何があるか分からない】
まずは、ひと言で言って、人生って、何があるか分からないなぁ~という事です。
そして、幸せっていう物は、ある意味、幸せだけでは終わらない。
幸せと、不幸は背中合わせで、両方のバランスを取るように出来ているように感じます。
でも、それって努力している人には、幸せの報われる率は上がり、そうじゃない人は、その人にあったバランス保たれるような気がします。
人生って、幸せな時ばかりじゃなく、苦しい事も起きながら、良い事と悪い事がシーソーのようにバランスを取りながらゴールするのです。
そのゴールの時点で、幸せであれば、それが最高です。
でも例え、そのゴール時点で、最高じゃなくても、そこそこの幸せを手に出来ていたら、それがその人の分相応という事です。
今回の翔平ブームに水を差すような事は、まさにそんな感じ。
良い事も悪い事も、織り交ぜながら人生は進んで行くのが人生だな~ってつくづく思います。
と、いう事で、ちょっと、話を元に戻します。
【一平さんを夫、妻を翔平さんに置き換えます】
例えば一平さんと翔平さんを夫婦に置き換えた時、仮に一平さんを夫。
そして妻を翔平さんとします。
一平さんは、妻の知らない所で、ギャンブル依存症という症状を抱えていました。
これまで夫婦仲が上手く行っていたと思っていたのに夫は妻以外に燃える物を持っていたのです。
妻が薄々知っていたか、知らなかったかは別として、要は家庭以外に、妻が知らない顔を一平さんは持っていて、それで、妻の知らない借金をしていたのです。
しかも、事業のお金などではなく、ギャンブルだとします。
そんなのは妻にも内緒のはずですし、妻が知った頃には時、すでに遅し。
とうに膨大な借金に膨れ上がっているのが常です。
このギャンブルを、浮気問題に置き換えると、よく世間で言われているのは、夫の心の隙間風が吹いたのは、妻との心の距離ではないか、という問題。
浮気なら、その隙間に気付かなかったとして妻が反省するという事は良くある事ですが夫が夢中になった先がギャンブルだとしたら、それは妻の問題だろうか、と思うのです。
つまり、夫が心震わす物に、夢中になっても、それは妻の怠慢じゃないという事を覚えておいてください。
その上で夫に借金があった事を知らなかったのも、妻の怠慢ではありません。
しかし、借金という意味合い上、妻には隠すのが当然。
それは浮気も同じ。妻には隠したいので、妻は知る由もない。
でもそれが発覚した時に、妻は夫と話し合いたがります
しかし、私は常々、「話し合いは無駄」と唱えています。
それは、全ての事に言えるのではないですが、少なくとも話し合いは
夫婦の互いが望んだ時に、初めて成立するものだと思います
【夫婦は話し合ってはいけません】
浮気問題にしても、よく妻は「夫と話し合いたい」と言いますが、夫からすれば
良くない事をしている自覚はあるので、話し合いなんてしたくないのです。
でも、妻からすれば、その浮気を続ける事で、周りがどれだけ苦しい思いをするのかを
妻の嘆きも加え、夫に分かって貰いたいから、話し合いたいと思う様ですが
夫側も分るからこそ、妻を避けるのです。
今日は結論の出ない話ですいません。でも話し合いは両方が望んでこそ効果的です
でも、一方だけが望んだ話し合いって、文字通り一方通行になります。
と、いう事で、「それをする側」は 「それ」が良くない事であるのはよく分かっているので
話合えば、それは叱られるか、問い詰められるか、としか思えないので避けるのです。
【人生はアップダウンの繰り返し】
大谷翔平さんの、お嫁さんが公開され、祝福モード一色の中、冷や水を浴びせられたのが今回の事件です。
1つ間違えば・・・・いや間違わなくても、人生の全てを失うのがギャンブルです。
当然、一平さん自身の人生だけではなく、翔平さんをも巻き込んでしまう。
これを分かりながら、始めたギャンブルって、いったい何なんだろう?
浮気だって同じこと。
もし妻や家族にばれたら、家庭は崩壊したり、家族を失う事にもなる。
それらが分かっていながら手を出してしまう物って何なのでしょう。
これを妻の場合、道徳や倫理観を説きながら話し合いをするって思っても、
浮気もギャンブルもそれに手を出す段階で、もう脳内ホルモンは出まくっているのです。
生理的なホルモンには倫理観は通用しません。
それを今回、一平さんは一番説得力のある言葉で説明しました。
【病だれの現状】
それは「依存症」という言葉で全部説明が付くのです。
全てを失うかもしれないという常識よりも、やらずにはいられない浮気。
これもやはり依存症みたいな物です。
程度もんではありますが善悪の区別がつかないのが依存症です。
一平さんの本当のギャンブルは、翔平さんの立場を重々知りながら、それでも、ギャンブルに手を出した瞬間が一平さんには本当のギャンブルだったのだと思います。
昭和にこんな歌がありました。
♪分かっちゃいるけど止められない♫
これが、依存症の(浮気も似たような物)の正体です。
よく、夫の浮気に苦しむ妻が「私も悪い所があったから」と自分ばかりを責めて反省する方がいます。
確かに夫婦の場合は、お互い様の部分もありますが、それでも、本当の問題解決をせず、他の事でストレス発散するという事があります。
でもね、そのストレスのはけ口として、何を選ぶのか?という事が その人の本質なのです。
人によっては、ストレスをお酒でごまかす人もいるでしょう。
仕事のストレスなら、仕事帰りのカラオケも良いでしょう。
でも、夫婦の場合は、パートナーから目を背ける為に浮気に走る人もいるでしょう。
人によって、ストレスの解消に何を選ぶかは、その人次第です。
自分の嫌いな事で、ストレス発散できるものではありません。
要はストレス発散が出来るくらい、それが大好きなのです。
だから、別にストレスが無くても、大好きな事には、ハマる事はあります。
どちらか、何かが悪かったから、ストレス発散に悪の道に進んだという事ばかりじゃないのです。
何度も変な置き換えをしますが、一平さんが何かストレスを抱えていてギャンブルに嵌ったとは考えにくい。
一平さんと翔平さんを夫婦に置き換えるのは無理があるかもしれませんが、一平さんのギャンブル依存症の原因を、誰も翔平さんにも、何か悪い所があったとは誰も考えないはずです。
極端な例えに聞こえるかもしれませんが、パートナーが居て、一方が依存症的に、何かにハマる時は、必ずしも、相手にも原因があると言う事ではないのです。
夫婦と言えど、個人個人の集合体です。
個々の体質は、個々の特有な物です。
例え貴女の夫が浮気をしたって・・・・・浮気を中々止められなくっても、依存的にハマっていく人はその人の中に、それを求めるという固有の体質です。
【ギャンブルにハマる人はギャンブルが好き】
浮気をする人は浮気が好きなのです。
ギャンブルにハマる人はギャンブルが好きなのです。
一平さんの場合、最初はただ単に、ちょっとだけ賭けてみようと少額で始めたのだと思いますが、負けこんでいって、穴埋めをしようとして、どんどんマイナスが増えて、悪循環になったのでしょう。
その補填に翔平さんの口座に手を付けたのかもしれませんが、そう言う風に雪だるま式に借金が増える性質が、ギャンブルなのです。
これまでは、誰も一平さんを、そんな風には見えていなかったし、むしろ翔平さんを支える好人物に見えていたはずです。
私がここで言いたい事は 一平さんをなじっているのではなく、ギャンブルって恐ろしいなあという事です。
一平さんも、決して、最初はお金に困っていてギャンブルに手を出したわけではないと思います。
そんな風に考えると、人は見かけじゃ分からないという事です。
私は、最初このニュースを聞いた時に、何かの陰謀で、一平さんが誰かに陥れられたのかと思いました。今の真実が分からないので、まさか…一平さんが?と耳を疑いましたし、実は、今でも信じられません。
でも、心の隙間に悪の誘惑は入り込むのです。
あの努力家の翔平さんが、こんな事態に見舞われるなんて、誰が想像をしたでしょうか?
人生、本当に何があるか分からない
夫の浮気や裏切りに苦しんでいる貴女。
お願いですから貴女はそんなに自分を責めないで下さい。
ただ、私情を入れると、私は未だに水原一平さんが、通訳業の傍ら、ただギャンブルに嵌っていったとは信じられないのです。
つまり、何かの罠にはめられたのじゃないかと・・・・・
大金を狙うマフィアは直接的にガードのキツイ大谷君を狙うほど、バカじゃない。
周りから攻めて一平さんをギャンブル浸けにしてお金を巻き上げるなんて朝飯前だと思う私は
アメリカ映画の見過ぎかな?
今でも信じたくない私です。
では今日はここまで。