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村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

不倫を形成するのは、当人の性格と環境

2023年1月7日

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング



【殆どの事は性格で決まる】


新年、明けましておめでとうございます。
少し、長い正月休みを頂き、このコラムも随分と間が空きましてすいません。

さあ、今年も頑張って「千里眼を基に洞察力」を持って夫の浮気に悩む妻に向けて、コラムを書いていきますね。
殆どの事は性格で決まる。
今日のテーマは、殆どの事は性格で決まる、という内容です。
もう少し付け加えると、夫婦に起きる出来事は、夫、妻の性格の織り成すハーモニーと言っても過言ではありません。
だから、起きた問題に表れた事象を考えると、それは夫婦の性格とか、考え方とかが、かなり影響を与えていると言えるのです
と、言う事で、その問題解決の計画を立てる時は、お互いの性格が悪影響を与えている部分を少し冷静に分かっておくのがいいかと思います。

【原因と結果】



世の中の出来事は殆どに原因と結果があります。
天災地災と言う事も 原因と結果という観点で考えると自然現象の中に、そういうメカニズムがあるのだと思います。

自然災害でさえ、そうなのですから、人間が起こす問題などは、原因と結果の集大成である事はいうまでもありません。
そういう意味で原因と結果を知る事は、問題のメカニズムを解析する上で役にたちますが、その先の解決策を準備しておかないと、分析や解析をしても、あまり意味がありません。
だから、その原因が解決の結果に役立つようにどう活用したらいいか、と言う事で夫婦の意見の相違点などを
見つめていかく必要があります。

その相違点が揺るがない事なのか、解決の為には、どのくらい調整が必要なのか、を見て行かないといけません。

【不倫相手さえ、夫の性格で決まる】



私は日々、パートナーの不倫問題の相談を受け、浮気の組み合わせがあると感じています。
例えば、勤務先の関係者や同僚と不倫をする人には その人なりの理由があります。
普通に考えると、勤務先の人と不倫をすれば、会社にバレる事を恐れ、ビクビクしないといけませんが、
それでも、勤務内で、不倫相手を調達?する人は、承認欲求のある人が多く、そういう人の妻ほど、さばさばした
ボーイッシュな友達夫婦である事が多いのです。
そんな中、不倫相手も同僚という仲間意識の中で相手を見つける傾向があるので、フラットな関係性を好むという夫がいます。しかし、実際は友達関係のようであり、実は自分を立ててくれる相手を選ぶので、これは家庭では果たせなかった関係性を不倫の相手との間で、再現しようとする傾向があると言えます。

またそれとは別に水商売の女性を選ぶ人は、水商売というある種「物わかりのいい女性」が気が楽と言う事もあります。この場合は、少し自分が優位に立ちたい人もいますが、それよりも、奥様がお酒を飲まなかったりするタイプであったり、またはとても固く真面目なタイプの奥様を持つ場合のご主人は、その真逆の柔らかい「下ネタ」もスルっと交わす女性と、スナック遊びをします。

つまり本当の自分を隠している夫の場合、その本当の自分をさらけ出せる相手を不倫相手に選ぶという事なのです。
でも、だからと言って妻が、その真逆かというと、別にそれ程でもない。
要は、そんな世紀の出会いとかいう恋ではなく単にお酒を飲んで、安易に繋がっちゃったと言う事です。

物わかりのいい女性・・・・こんな風に言うと、失礼かもしれませんが、相手もお客様欲しさということもあって
愛想よく相手をしてくれるのです。男性はここに気をよくして、口説くという事で始まってしまうという事です。

要するにどんな相手であろうと、その人と深くなる敷居が高いか、低いかの違いこそあれ、不倫を求めている人が多いという事です。
こういう不倫に眉をしかめる人は、そういう関係に陥りにくいという事は、誰にも理解できます。
つまり、この部分のハードルが高いか低いかの違いはあれ、その人の環境によって、そういう関係を生みやすいか、そうじゃないかという違いがあるだけで、人間、絶対に間違いを起さないとは限らないという事です。

【不倫の創生期】


不倫は性格が起こす問題でもありますが、性格+環境が重なれば、簡単に始まるのです。

不倫をする人の理由を、環境のせいだけにするつもりはありません。
でも、不倫をする人には、その人を取り巻くその人の環境という背景があるのです。

世の中の妻も、夫の事を一生懸命に、見つめている人もいます。
でも、中には子育てが大変だとばかりに夫に目が行かない人もいます。
もっと言えば、夫が極力、仕事帰りも外食でもして、家で食事をしない事を喜ぶ妻だっています。
こうなると、夫からすれば、妻に構って貰えてないという感触を抱きます。

この場合、どちらかと言うと、妻が料理や炊事を好まない人が多いなあ、という私の勝手な統計です。

夫には他の女性に目移りしてほしくないと思いながら、妻の自分は夫をないがしろにしているケースもあります。

私は夫の浮気に苦しむ妻の味方です。
でも、その妻も、私も含め人間です。
私にも間違いは沢山ありました。

その中で、妻としての夫の不倫で傷つけられたという主張だけではいけないのです。
苦しめられた妻は法的にも守られます。浮気相手の女性と戦っても、法的な正妻は味方される権利はあるのです。
でも、そうした権利を主張する前に、夫婦としてなすべき義務を果たしてきたか、という反省はしてほしいのです。

権利も大事ですが、義務も大事です。
私も完璧な人間ではないので、怠った部分は沢山あります。
妻として守ってもらいたい権利は沢山持っています。

でも、義務と言う固いことではなくても、少し、胡坐をかいて来た事が、あったか、なかったか?
そういう振り返りをした上で、夫に向き合いましょう。

向き合うとは責める事ではありません。
嫌味を言う事でもありません。

夫が不倫や 不倫相手に求めた「心のひだ」の部分を感じてあげてみる機会も必要なのです。

【不倫の解決すら、性格が作用する】
不倫を生む背景や条件に、その人の性格や、思考や、嗜好。
そして生活環境とか、仕事の環境という色んな背景が条件下にあります。
その中の一つ、性格が不倫を生む原因の一つだとして、性格は簡単には変えられません。
でも、性格を変える事は難しくても、環境や条件、その背景を変える事は出来るのです。

こうして、背景くらいは見つめてみて、何か、変える事が出来ないかと、一度考えてみて下さい。

自分達でコントロールできる事は、まだまだあるのです。
夫の不倫を嘆くだけではなく、少し自分達の周りを見渡してみて、何か出来る事はないか、自分に問うてみて下さい。

相手の事(夫や不倫相手)の事ばかりを考えるのではなく、自分の中を内観してみて下さい。
これが出来ると、夫のしている事のバカバカしさが見えてきます。

これまで、昨年までの貴女は夫や浮気相手を責めるだけの時間を過ごして来たかもしれません

でも、もう今年は少し角度を変えた人生を歩めるように、頑張りましょう。
どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。
では今日はここまで。

この記事を書いたプロ

村越真里子

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