夫の本音を知るには
相談を受ける中で、夫の浮気に長年気づかなかったという妻に出会います。
その妻は、ある意味幸せな時間を過ごしていたということですから、気づかなかった事をそんなに後悔する必要はないのです。
しかし、別の見方をすると、夫の変化に気付かないという鈍感さもあったのかもしれません。
これは、浮気の事だけではなく、夫の心が分かってないという場合もありますので、長い人生を考えたら決して、プラスにはならないと思うのです。
つまり夫の心を分かった上で、大きく捉えて大騒ぎしないという生き方もあるでしょう。
でも、夫が何等かの、信号を送って、妻に分かって貰いたいとアプローチしてきているのに、それに全く気付かないという場合は、2つのケースに分かれます。
男性のタイプによっては諦めるという事で妻との良い関係性も求めず、惰性で生活します。
その場合は、男性も覇気がなくなり女性からもモテません。だから浮気の心配はなくても妻からも魅力的な夫ではなくなります。
ただ、その反対のタイプで夫が妻からの無関心を不服に思うと、趣味や浮気という自分の世界を作り始めます。
その為、夫と妻の心の距離は離れますので、よく夫の浮気等を嘆く前に、夫婦の心の交流はどうだったかと思い返して欲しいのです。
その上で、浮気という事だけにフォーカスするなら、恐らく夫婦は「雄と雌」という繋がりを無視し過ぎていなかったかという事も大事な要素になります。
そこで夫婦の修復に取り組む際は、夫が「雄」としてどういうことを求めるタイプか、くらいは知っておいてもいいでしょう。
そして妻の貴女が「雌」としてはどういう事であればよかったかも、振返ってみるのがいいでしょう。
しかし、男性も女性も色んなタイプがあって、ボーイッシュな女性を好む男性は、ベタベタした事を妻が言う必要はないでしょう。
また、妻の貴女も友達夫婦の様な事が理想なら、亭主関白よりも、フランクな男性がいいでしょう。
その為のフラットな関係性を望むなら、貴女も専業主婦というより、仕事をして、共に生活を運営していく事が良いでしょう。
これらの事は長年経ってみて後から分かる事かもしれませんが、実際にパートナーの心に敏感であれば、夫婦は言葉の中から、色んな本音を読み取る事ができる様になっています。
そこで、今日は、夫の浮気に長年気づかなかったという妻に向け、今日は、夫の言葉の中に浮気の証拠がありありと、感じられる言葉をお教えしたいと思います。
【浮気のワード】として妻や浮気相手に言う言葉で、浮気をしているかどうかを推察できるワードをお伝えします。
【君が一番だよ】
この一番という言葉を使う人は、浮気症です。
つまり、1番が居るという事は 比較する人が居るという事です。
そして1番という言葉を使う人は、2番の人の存在も意識している証拠なのです。
もし、本当の意味で、妻や浮気相手を一番愛しているなら、他の人と比較して強調する必要はないのです。
語彙力の問題もありますが、もし、貴女を本当に愛しているなら、順位ではなく「唯一無二」という存在を告げると思います。
【一人になりたい】
この場合「独り」という意味ではなく、妻からの監視の目を逃れる為に、一人になって、浮気の事を詮索されたくない場合に、この言葉を使います。
しかし、この言葉を言っている段階をスルーしすぎると、本当の意味で別居をしたいと言ったりします。その場合の「別居して一人になりたい」というのは 文字通り「独身の独」です。
これは一人ぼっちになりたいという一人ではなく、妻と別れて晴れて「独身」になりたいという事です。
この場合は、離婚をするという意味が含まれていて、独身にならないと次の結婚が出来ないという意味です。これは、かなり浮気も深刻な状態ですから、本気で夫が「独りになりたい」と言って来たら用心してください。
【俺の事を大切にしてくれなかった】
という風に妻に言えば、それは、「妻よりも、俺を大切にしてくれる人が居る」という発表です。
【俺の居場所がない】
家庭は居心地が悪い・・・・・何故なら浮気をしている夫は、妻にバレたり責められたㇼしないかと、常にヒヤヒヤです。これでは落ち着くはずがない。
または 実質的な居場所、スペースやプレイスの意味ではなく、居心地の意味なのは、浮気相手と一緒にいたいという時間の意味です。
妻を傷つけるつもりはなくても、浮気相手と片時も離れたくなくて、妻の目を気にせず、自由に浮気相手と会いたいという意味です。
これらのワードの真の意味を理解したら、浮気の兆候も見逃さずに済むと思います。
浮気に気付かない幸せもあれば、気づいたから、見直しの出来る幸運というのもあります。
ま、放置が一番よくない事は言うまでもありませんが・・・・・・
では今日はここまで。