愛情のケチ
離婚になる夫婦の傾向が村越は見える・・・・または離婚に至る夫婦のパターンとでも申しましょうか。
今日のテーマは怪しいでしょう~?
見えるとか書くと透視や超能力のように感じられ、危ない話のように感じられると思います。
でもそれとは違いますので、少し説明しますね。
まず乱暴な言い方をすれば、今日のテーマは「分かる人には分る」という事で、日々、私のいうような事を体験している人には、膝を手で叩く話ですが、響かない人には、全く響きません。
だから、ある意味、賛否両論、共鳴してくださる方とそうでない方と二派に分かれると思います。
私が自分の結婚生活の中での経験則と、この相談業を通じて、相談現場で出会った夫婦のケースから、結果的に離婚になった夫婦はこういうパターンがあると言う「傾向」についてお話しますが、例えば世論調査とか、〇〇省の発表する数字とは違いますし、医療の治験のような検査結果に基づく根拠はありません。
従いまして、きちっとした根拠のない確率の話や、この村越の感覚的な見解には興味がないという方には、全くのふざけた話になります。
と、いう事で、政府や専門機関が発表する数字や確率ではないという事を前置きして、興味のある人には響いて下さるかもしれませんが、私と感覚が違う人には、全くのデタラメにしか思えないと思いますので、今日の話は全部、この村越の感覚的な話ですので、興味の無い人はスルーしてください。
ただ、私が相談を受けたケースの中で、「~こういう現状がある夫婦は離婚になった」という私が見て来た結果論でしかありませんので、根拠を示せ、という事を言われたら困ってしまいますが
〇〇という傾向がある場合は、結果的に離婚の不安要素があるという現場で感じた感触です。だから断言は出来ません、ただ、何となくそういう事だ、という風に捉え、感覚的な話だという事を大前提でお読みください。
私は最近、よくYouTubeを見ます。料理にしても、PCのソフトの使い方にしても。レシピや説明書を文字で読むより、動画の方が判り易いというのは言うまでもありません。
そういう事で、PCのソフトなどを判り易く解決している動画は助かります。
そんな中、先日ある動画を見ていて、女性がPCのツールの使い方を説明している動画がありました。
その動画は分かりやすく、無事説明を終え、その後、よく洋画であるようなメイキングビデオのような動画を最後に付け加えていました。
その動画は妻の女性が製品説明をし、それを夫が撮影するという二人三脚ですが、当然ご主人は裏方ですので登場しません。
でもMCをされる妻が夫に、動画撮影を終え、最後に少し注文を付けたのです。
別にそれは無茶な要求でもなく、普通の事です。
しかも妻の女性は、夫の存在を紹介したいようで裏方の夫を立てるように、少し夫を声だけでもいいので登場させたいようでした。口調は甘えた感じで夫に話し掛けます。当然夫は顔出しはしませんが、声だけの登場になりますが、明らかに夫は不機嫌なのです。
その理由は夫に注文された内容に不機嫌なのではなく、そもそも妻のユーチューバーとしての活動に心から協力はしていないという事を感じる言葉使いでした。(あくまでも私、個人の感想です)
簡単に言うと妻の活躍が面白くないというふてくされた感じと言う風に見えました。
つまり、その時の虫の居所とか、妻の注文が気にいらないという事ではなく、明らかに妻の動画での活躍に協力的ではないけれど、渋々担ぎ出されているという感じです。
しかし妻にすれば、そもそも最初にユーチューバーとして動画を撮りたいと希望を言えば、夫にすれば特に反対をする理由がなければ、カメラマンの役目くらいは担うでしょう。
最初は妻としては夫が裏方の黒子に徹したとしても、動画撮影は二人三脚のつもりでスタートしたのだと思います。
だから、先日見た動画では、最後のメイキング動画の部分で、夫婦の私生活の会話を流したかったのでしょうけれど、ご主人は明らかないふてくされていて、嫌々妻と会話をしているようでした。
これは分析すると、明らかに妻のYouTuberとしての活動を夫は面白く思っていないという感じです。
もちろん最初からそうだったわけではないでしょうけれど、妻が動画で活躍すればするほどそういう感情を高めていったのかもしれません。
だから妻からすれば、嫌なら最初から言ってよ、と思うかもしれませんが、夫も最初はそうじゃなかったと思います
最初は分からないまま、始めて行き夫も自分の感情に初めて気づくのです。
妻の活躍が面白くないというのは男としてはみみっちくて決して言えません。でも男性は自分が家長として家庭を運営しているという意識が心のどこかに在りますから、妻が活躍し、何なら収入も増え、楽しそうにしている事に応援はすると言ったものの、付いていけてない自分がいます。
何なら、夫は私生活では妻の事を知る友人知人から、「お前の奥さんはよく稼ぐ」とか「奥さんはユーチューバーとして凄いな」と言われたら、素直に「ありがとうございます」と言えるほど、器が大きくないのです。
とは言え、私は男性は「小さい生き物」と言っている訳ではありません
逆にプライドがあるからこそ、傷ついているということだとすると、夫はちゃんと自分が家庭の家長という意識があるという事です。
だから妻の活躍に、夫のプライドが傷ついているとしても夫を否定する事も良くありません。
もちろん世の中には色んなタイプの男性がいて、男としての権威を消し、完全に裏方に徹する男性もいます。古くは、アート引っ越しセンターの女性社長がそうであったように、夫は裏になりました。
アパホテルの女性社長のように、夫の顔は誰も知りません。
でも、実際は夫が裏から手綱を引いている事は事業をする人なら、皆知っています。
こんな風に裏方に徹する事を堂々と受け止める男性はある意味、男らしいですよね。
しかし一般的な男性というのは、そこまでの割り切りは出来ないのが普通です。
こうした夫の特色を知る事が大切ですが、それを知らないまま、突き進むと、夫婦はいつか崩壊します。
例えば、一般家庭の事に置き換えると、結婚して共働きをしているとしましょう。
当然、仕事を妻がする事で、家庭に齎される収入は、夫だけが働くのと違い、2倍になり、生活にも余裕が出来ます。
その余裕を生む事は、夫も望み、妻もキチキチした暮しより、好きな物を買えて好きなところに旅行も行けるという余裕が生まれますから、日頃の共働きでの多忙は、夫婦が選択した結果だと言えます。
だから共働きは、家計を運営する為の二人三脚ですから、家事や育児も、夫婦で分担しあうように役割を決めます。
その役割を夫がサボったりすると、妻の怒りも倍増します。
夫も妻も、お互いが快適に生活を出来るように、共働きは協力姿勢がないと続けていけません。
でも、ここは夫と妻の仕事に格差が大きくない場合に限ります。
明らかに夫の方が収入が多くて、妻がパートなどになると、若干、家事の力配分は違ってきます。
このように収入が夫婦の立ち位置を形成するという事があります。
共働きだから夫婦は平等という訳にはいかず、やはり夫の仕事の時間が長かったり、収入が多かったりとすると、そこは若干力関係が表面化します。
でも、細かい事はさておき、基本は夫婦で協力して家庭を運営しようという事には、夫も妻も共通認識であるという事です。
つまり夫婦は二人三脚を誓いあい、協力をする事を約束したじゃない、というのが、妻の言い分になったりします。
と、長々と説明してきましたが、男という生き物は妻を少し下に見て従えたい人もいれば、妻を尊重し、完全に妻の判断に追随する夫もいます。
そういう特性だという事を妻が理解しないと、溝がどんどん深まるのです。
ところで私は離婚しそうな夫婦が分ると書きましたが、それは占いのように、離婚する人が当てられるということではありません。
ただ、夫がふくれっ面をして、妻に何かを訴えている時に、妻がそれを一向に理解せず、妻一人がテンション高く、話しているのを見ると、夫婦の相性というか、「ア~この夫婦、分かり合えてないなあ」と思うのです。
つまり、先にも書いた様に、夫がふくれっ面をしたら必ず離婚になるケースと言うのではなく、その夫のふくれっ面の意味を妻が一向に理解しようとせず、無理に夫婦仲良しアピールをしている場合の夫婦が
互いの理解度が元々低いようであれば、夫のタイプ、夫の特性を理解する事なく夫の気持ちを汲まないという事が起きます。
その上で、妻が「幸せアピール」をしてはしゃいでいると、夫婦の温度差が益々開いていくという事です。
では、何故幸せアピールをしないといけないかと言うと、実は幸せと感じてないからなのです。
それは自分自身に感じてないだけで、夫も同じなのに、夫の心を慮んばかってないという事になります。
ここで誤解を恐れずに言いますと、男性と言うのは、弱い生き物です。だからこそ意地でも自分の弱さを見せまいと頑張っているある意味可愛い生き物です。
この夫の踏ん張りを理解せず、妻が「私は幸せ、私は楽しい」という事を発信しちゃうと、危険だというのです。
と、いう事で、私が見たユーチューバーは、PCのツールの扱い方を丁寧に教えてくれる女性でした。
でも、夫の醸し出している自己主張を汲み取らず、妻だけが幸せアピールをしちゃうと、夫婦の気持ちのずれが生じるという事になり、それに気づかない限り、修復不可能な事になります。
そういう意味で自分達夫婦の危険度チェックをしてみましょう。
では今日はここまで。