愛情のケチ
今日のコラムは、もしかしたら私は敵を増やしちゃうかもしれません。
でも、あえて、書くことで、お客様に分かって貰いたい事があります。
それは「貴男の考えは透けて見えていますよ」という事です。
まず、私が男性からの相談はお断りします、とホームページやマイベストプロの中で書いています。
これは男性には大変申し訳ないのですが、日頃夫の浮気に苦しめられている妻の相談が多く、妻側の立場に立つと、
どうしても、浮気をする男性側に立つことが出来ず、男性からの相談は、何か、妻側に対して背信行為のように、感じてしまうので、
妻側の相談しか受けないという事です。
確かに10年ほど前は、夫婦そろっての相談や、男性(夫側)からの相談も受けておりました。
しかし、夫側からの相談を受けていると、段々、ズルい相談者も増えてきました。
もちろん、全員とは言いません。中には、妻との関係が上手く行かず、真剣に悩まれている夫も、少なからずいます。
でも、割合的には、夫自身が浮気をしていて、妻の疑いの目をどうしたら潜り抜けられるかという事を、内心胸に秘め、相談をされる方が
段々、増えてきたのです。
もちろん、そうした方は、自身が浮気をしている事は否定されますし、絶対に私には仰いません。
また、中には、妻も実際浮気をしている場合がありますが、そうした夫婦は夫も浮気をしていて、
両方が、離婚の材料集めのような、離婚合戦になる為、私の執り行う相談とは、ちょっと目的が違ってしまいます。
そして中には、調査の手法などの知識を得ようと、一旦、カウンセリングの契約をされるのですが、実は手法だけを聞くと
帰宅された途端に、キャンセルの連絡をしてこられます。
要するに、手法だけを聞けたら、目的を遂げたという事でカウンセリングは必要ないとばかりに、キャンセルをなさいます。
書類も揃え、今後の対策に向け、色々情報をお伝えした時点で、キャンセルをされます。
これでは 私も仕事とは言え、ホトホト疲れます。
男性が全て、こういう方ばかりではありません。
中には、真剣に妻との関係性に悩んでいる方もいますが、圧倒的に、前者のようなタイプが多いのです。
男性は、真剣に悩まれると、色々リサーチされます。
昔、私もこの仕事をし始めた時、ホームページのランキングもグーグルでは、3000番目にも入ってないような状態でしたが
私のカウンセリングを求めて来られた男性は、56回も検索のページをスクロールして見つけたと仰いました。
こういう方には本当に感謝の言葉しかありません。
それほど、男性は、自分が求める物があれば、執念の様に、探され、お眼鏡に適った物がみつかっても、
そのホームページを、隅から隅まで、ご覧になって来られるのです。
だから、私のコラムなども、私が忘れているような内容も読んで下さっていて、「あのワードが心に響きました」と言って
私のコラムを読み込んできてくださいます。
それ程、男性という生き物は、とても調べ事には熱心です。
だから、問い合わせて来てくださる方は、2つのタイプに分かれます。
1つは、非常に熱心にコラムを読み、その内容に、ご自身の悩みが解決できるかもしれないと、一縷の望みを賭けて
当方に問い合わせて下さいます。
その場合は、声とか、話し方とか、内容とかで、真剣に悩まれている事が、手に取るように分かるのです。
ですので、私は、男性の相談は受けないとは言いつつ、そういう真剣な方の相談は、実はお受けしているのです。
そしてもう一つのケースは、当方の相談を無料相談をしているか?という事を聞かれます。
これは、良く調べ事をする男性はとっくに目に付いて、無料相談はしてない事は、知っているはずなのに、
知らないふりをして聞いてくるのです。
そして、その無料相談はないというのと、同じくらいに「男性からの相談はお受けしていません」という文字をとっくに目にしているはずなのに
お電話をかけて来られます。
そこで、謝りながら、お断りをするという事なのですが、正直言って、私も芝居をしています。
そして、私以上に、電話をかけて来られる男性は、「え?男性からの相談はしてないのですか?」とか「え?無料相談はしてないのですか?」と
聞かれるのです。
もう知っているでしょ?と私は心の中で、つぶやきながら、丁寧に、申し訳なさそうに謝ります。
もう、お互いにこんな芝居は止めにしませんか?
私のような、広告に大きな費用を費やしていない、カウンセラーは、広告ではなく、検索のホームぺージしか、お客様と出会う事はないのです。
唯一の宣伝方法がホームページである以上、男性相談をしてないという事は、前面に出しているので、目に入らないはずがない。
それでも、私にお電話下さる方には感謝するのですが、やはり、本当に求めて下さる相談者じゃないと、私も真剣に向き合えないのです。
では、男性は何故無料相談を望むか、という事です。
男性相談お断りと書いてあっても、それでも、電話をして下さる男性の狙いって何でしょう?
それは 男性の考え方によるところが大いに関係しています。
男性は女性と違って、人に相談をするという事は好みません。
出来れば自分で、答えを出したい生き物なのです。
これはある意味、尊敬すべきところですが、人に相談しないという事を逆に考えると、相談する事にメリットを感じてないという事なのです。
だから、相談料という事に金銭が発生するのに対して、相談料を払ってまで、という気持ちがあります。
つまり、人が口から話す事などは、無形である為、無形の物に、お金を払うという習慣がなく、もっと言えば払いたくないのです。
なので、無料だったら、話を聞いてみようと、ダメ元でお電話を下さるのです。
これはある意味、ありがたい事です
普段から相談とかカウンセリングとかは求めてないのに、お金を払ってまでは相談したくないとは言え、無料だったら相談しようかと考えて下さったのは
相談をしたいと思って下さったという事なので、ここは感謝します。
でもね、私は、色んな嘘をつく夫を持つ妻の相談に乗っている私は、男性の「え?男性からの相談はしてないのですか?」というような
芝居を見るのは、嫌なのです。
男性もここに気付いて欲しいのです。
妻も、夫を信じるあまり、夫の嘘が何も見抜けない人もいます。
でも、中には、夫の嘘のパターンや、裏切る時のやり方などが、回を重ねると、夫が芝居をしている時は、分かるのです。
具体的な証拠がなく、根拠が示せないだけで、妻は夫の嘘は、薄々感じています。
そして、私もそれと同様、男性からの相談申し込みは、どうせ無料で、何とか、アドバイスを引き出したいと思っているんでしょ、と
透けて見えてしまうのです。
こうした、中身が見えてしまっているのに、演技をするのは不毛な事です。
考えようによっては、普段か相談事に価値を見出してない男性が相談を寄せてくれるという事は、ある意味、選ばれたのだな、と、光栄に思います。
何故なら 私の様に、広告料も何もかけてないコラムを、見つけて下さったという方は、かなり読み込んで、吟味した方なのですから。
それだけ読み込んだ方が、男性相談お断りと無料相談はないという事を目にしなかったという方が無理があるのですから。
と、いう事で、私のような赤の他人でも男性の芝居は見抜けてしまいます。。
それならば、家庭の中でも、妻には色々、お見通しになっていると、思って間違いないでしょう。
中には夫の嘘が見抜けずに、盲目的に夫を信じている妻がいます。
そんな心のキレイな妻なら、もう騙したり裏切ったりしてはいけません。
また、私のように、男性客を逃してでも、あえて妻の相談しかしないと言う潔い私に猿芝居をして騙さなくても
もっと、男性の相談を、喜んで受けて下さるサイトは沢山あります。
もうお互い、時間の無駄使いは止めましょう。
それでも、妻との事で悩む真剣な夫がいるなら、お救いしたいとは思っています。
でも、私も仕事ですから、真面目な方の相談に乗りたいと思って、真面目な人かどうかの、ふるいにかけています。
つまり、オーディションみたいなものです。
だから、本当に悩む男性がいるなら、相談に乗りますから、無料相談なんて、子供っぽい事言ってないで、ちゃんと相談を申し込んでください
本当に真剣な悩みだと判断したら、男性でも相談は受けますから。
人を利用しよとすると、そんな人は人からも大事にされません。
いいですか?私のお客様は 皆、夫の嘘に苦しむ妻なのです。
だから、私に嘘を付いても、何も得られるものはないですよ。
言葉は悪いですが 私を誰だと思ってますか?
人の心理を読んで、内面を考察するカウンセラーなのですよ。
お電話を頂いた、その開口一番の言葉や声の調子などで、どういうお電話か、分かってしまうのです。
バレてないと思っても、案外伝わってしまっていますよ。
それと同じ意味で、ご主人が妻に嘘を付いても、直ぐにはバレなくても、いずれバレます。
妻は、基本は夫を信じたいと思っているものです。
裏切られているとは思わないし、思いたくないのです。
それでも日常の中で、夫の嘘が多くなると、幾ら勘の悪い奥様だって、違和感を感じます。
上手く妻を騙せていると思っても、そう長くは続きません。
全く赤の他人のカウンセラーの私でも、問い合わせの電話の開口一番で、目的が透けて見えてしまうくらいですから
毎日、一緒に生活をしている奥様がいつまでも、夫の嘘が分からないはずがない。
そこで本日の結論です。
男性は人に相談をするのが嫌い。
相談のような無形の物には費用は払わないのが、男性です。
その逆が、女性です。
小さなことでも人に相談したい。
形のない気持ちの中のモヤモヤを解消したい。
それが女性、妻の求めるカウンセラーです。
だからサイトに男性相談、無料相談お受けしていません、と書いてあるのに
気が付かないふりをして、問い合わせの電話をされても、バレてますよ、という事です。
それでも、男性ですが・・・と名乗って、真面目に妻とのことで悩んでいると、勇気を出して
相談を寄せて下さる夫には、私は門は開いていますよ。
最初、門前払いをされるかもしれないと知りつつ、相談をしていただくのはそれだけ真剣な方です。
私をそんな風に求めて下さる方のカウンセラーになりたいと思います。
男性諸君、真面目に生きましょう。
そして、私も真面目に生きます。
皆、頑張って行きましょう。
では、今日はここまで