話し合いの効能
誰が悪いかって言うと、そりゃ浮気をした夫が悪いに決まっている。
でも、それを主張したところで、平行線になるだけです。
もちろん、人生この先、長いので、いつかは夫も分かってくれて、反省をするかもしれません。
でも、そんな日はいつ来るか分からない中で、いつか理解してもらえる日と、妻が待っているだけでいいのでしょうか?
いつか分かってくれる・・・・というのは、その「いつかが夫婦に訪れる」という事が約束されてこそ。
でも、夫婦がお互いに分かり合えて、過去の事を振り返る日が来る保証なんてどこにもありません。
と、いう事は今の内に分かって貰いたいと思うのは当然です。
そんな中、夫の不倫が実を結び、相手女性と一緒になりたくて、家を出る事なんて、世間にはいっぱいある話です。
これを 私は「駆け落ち別居」と名付けています。
この駆け落ち別居は、離婚への予行演習です。
別居期間が長くなれば、夫婦が破綻しているという証明になってしまうので、この別居も離婚への時間稼ぎになる事もあります。
その解決策は、誰にでも当てはまる方法なんてないので、ここでは書き尽くせないのですが、とにかく別居になると話がややこしくなるという事だけは覚えておいてください。
脅かすわけではありませんが、今は、コロナ禍で、不倫もしにくくなっています。
でも、コロナで 不倫がなくなったわけではありません。
今はナリを潜めているだけです
そんな中、どっちが正しいかというジャッジをしていると、ご主人はあっさり負けを認めて出て行ってしまう事もあります。
でも貴女は、本当はジャッジをしたいわけではない事は 私は分かります。
しかし、もし家を出て行きたいと思っているご主人がいるとしたら、分かり合えないという事の方が好都合なのです。
分かり合えないから、分かって欲しいと思う貴女。
でも、分かり合えないなら、もう妻とはやってられないと言い残して家を出たい場合は、分かり合えない事が渡りに船になります。
ここで、貴女は「じゃ、どうしたらいいの?」と聞きたいとは思いますが、そんなに一言で言えるほど、簡単ではない事をお分かりください。
そこで、今とりあえず、出来る事と言えば、「正誤のジャッジはお止めなさい」という事です。
これが分かりやすく言えば、私がいつも書いている「話し合いはお止めなさい」・・・なのです。
でも、「私の夫は・・・いえ、この不倫は、そこまで大したことにはならない」とお考えなら、まだ余裕があるのでしょう。
そして夫の不倫も本気じゃないと思うなら、心配をする事はないでしょう
その上で、ようく考えて、本気で、対策を取りたいと思うのでしたら、どうぞ、ご相談ください。
つまり、本気にならないと、何も行動には起こせないという事です。
夫の不倫も、貴女の危機感も、本気ならば、おのずと覚悟は出来ます。
では今日はここまで。