貴方が夫に嘘を付かせている?
今日はいつもと違い、「話し合って下さい」という事です。
夫と離婚問題にまで発展していて、浮気も発覚したとしましょう。
私の仕事は、どうやって、浮気相手を排除するかをお手伝いします。
それが成功するかどうかの鍵は夫婦の基盤という事が関係します。
夫婦が壊れた理由は本当に浮気問題だったのか?
または、元々、夫婦の間に、冷たい川が流れていて、その結果、寂しさを癒しに夫が浮気をしたなら、妻がその根本的な所に気付かない限り、本当の修復はあり得ません。
浮気相手を排除したところで、相変わらず妻とは、スキンシップも許してくれないような関係がずーっと続くと想像すると、ご主人は その家庭に前のめりで帰ろうとは思わないのです。
でも、夫婦の間に何も問題がないなんて夫婦はいませんから、どれだけ問題に気づき、その都度夫婦が向き合って来たか、が夫婦の基盤になります。
でも残念ながら そういう小さな問題を野放しにし、浮気という大きな問題なってから、初めて夫婦の繋がりが希薄だったと気付いたら、それはもう、火事でいうと、ボヤを通り越して大火になっているのですから、火消しに苦労します。
だから、小さなボヤの間に、夫婦が額を寄せて、常に話し合って下さい。
そういう意味では 私は話し合いはお勧めします。
ま、しかし、そんなことは理想論であって、中々そこまでの完成された夫婦像というのはありません。
でも、皆、問題を軽視はせずに、お互いに、嫌われる事を気にして、話し合いという喧嘩もせずに、波風立てないのが平和だと勘違いしている人もいます。
「私たち夫婦はこれまで喧嘩をしたことがありません」という夫婦がいますが、いきなり離婚になるのは、こういう夫婦が一番多い。
問題が起きた初期の段階で、夫婦の中で、ジャッジを繰り返してきた夫婦は、あってはならないという事に対し共通認識を持っています。
その中で、正しい事を目指しているかが、それに背いているかを指針にしている場合は、夫婦として、問題意識があるのです。
この問題意識が夫婦には共通の指針となります。
これらの事が夫婦の間にあると、それが夫婦の基盤となって、今後も問題が起きた時に、夫婦の繋がりの部分になり、解決力に繋がっていきます。
問題を話し合う事がヒートアップしての喧嘩ならしてもいいのです。
要するに、臭いものに蓋をせずに生きていく姿勢が夫婦の基盤をつくりますので、一見、仲が良いという夫婦も、私はあまり信用してないなあ。
では今日はここまで