夫は多面性の多角形

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

当方への相談される課題は、ほぼご主人の浮気問題です。
だから、お話下さる内容は「浮気中」のご主人の人物像姿です。

でも、相談者の妻は、ご主人の事を憎み切れないし、ストレートに怒れない理由を、何故なのでしょう?
それは、今現在、浮気をする夫だったとして、それまでは、交際して、結婚してという長い歴史があるからだと思います。その間、子供も育てて夫婦の絆もあるので、ご主人を憎み切れないという事は当然です。

それまでは子供を授かるまでの男と女という関係以上に、次のステージは家族というチームワークの年月はとても思いのです。

ご主人の浮気に気づかずに来た年月が、昨日今日知った浮気の事より年月より、長いし、重いという事はあります。

そして、夫の浮気を知らなかった妻はその時間の分だけご主人の善い所だけを見て暮らしてきたからです
(生活の中では日々色々あるとは思いますが)

人間は一つの面で構成されているのではなく、多面的な形をしています。
しかし結婚当初は、真正面から向き合っているので、ある意味、目の前の面しか見えていませんが、それは平面図の一面しか見えてないからです。
でも、その平面図という設計図は、組み立てると、立体型になるのです。
その立体型の裏に回ってみると、側面もあれば、裏の面もあります。
何なら、底をひょいと上げて見たら、底面だってあるのです。

浮気問題が浮上したというのは、立体形を正面から見るのではなく、底面を見ようと持ち上げたから見えてくるのです。つまり、今までは真正面からしか見ていなかったので、まさか、底の面があるとは気が付かなかったのです。

でも、底の面の存在を知ってしまった。
これは、残念ながら、と考えるのか、今のうちに、全部の夫の面が分かって良かったと捉えるのか?
それで、今後の夫婦という海をどう泳いでいけばいいか、分かります。
ただ、貴女が、泳ぐか、もうここで海から上がるのかは、自由です。
でも、私はこう思います。

海から上がるのはいつでもできます。
むしろ、本物の体力を付けてからの方が、浜辺に向かって泳ぎだす方が楽です。

今、体力もないのに、プカプカ、浮いているだけでは、いつか沖に流されてしまいます。
今ここで、体力を付けておけば、少なくとも無力で沖に流される事にはなりません。

それどころか、しっかり浜辺や陸に向かって泳ぎだすことが出来ます。
今のうちにそういう体力を付けませんか?

「海にいながらにして、体力なんて付けられるの?」と思うかもしれませんが、それは実際、海に居るのではないから、
夫婦という関係を続けながら、夫婦の事を客観的に捉えるという「物の考え方を身に付ける」という事です。

これらは、そんなに難しい事ではなく、「夫婦の在り方」を見直すだけです。

今日はちょっと長くなりますので、また次の機会に、書きたいと思います。
では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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