後ろめたさ
後、2か月で令和2年が終わります。
やり残したことがあるなら、2か月でラストスパートです。
人生を歩むときには、ハードとソフトが必要です。
ハードは、具体的なアクション
ソフトはそれを動かす為の心の持ち方
車で言えば、エンジンとエンジンオイルに例えられる事が多いように、
物事を解決するには、具体的な解決策が必要なように、胸の中で、悩みを秘めていても
何にも変わりません。
色んな事に疑問を感じたら、悩んでいるだけでは解決しません。
悩むことと、考える事は別なのです。
悩みが考えに変わると、「どうしたらいいか?」の方法論に安宅が切り替わります。
つまり心が定まると、方法を求めたら良いだけです。
方法は、プロがアドバイス。
プロの役割は専門知識を用いて、解決の具体策を取る…これに尽きます。
では、悩みを持つ人はどうすればいいか?
「解決する」と決意し、専門家に尋ねるだけです。
でも、私に相談を持ち掛けて下さる方々は、具体的な対策を取っている最中にでも
不安感から「これからどうしたらいいのか、分かりません」と言われます。
いやいやいや…その為に、今、解決に向けて、具体的に努力している最中ですよ、と申し上げるのですが、そういう方の心の中は、今すべきことに全力になれないから、「どうしたらいいか?」と迷うのです。
本当は、今は迷いの時期ではないという事を分かって欲しい。
例えばゴールを見せてあげるお話をします。
でも、今はそのゴールを目指しているだけ。
その方向に歩きだしているのに、「ゴールにたどり着けるか、分からない」とまた悩んでいるという状態です。
変な例え話ですが、行き先を分からずに、交番に入り、道を尋ねたとします。
その道は、分かりにくいかもしれないと、おまわりさんは、貴女の手を引いて、
その行き先まで、一緒に連れて行ってくれている道中、貴女は、「本当のどこにいくのか、
私は不安です」って言っているようなもの。
確かに本当にたどり着くまでは、不安なのは分かります。
でも、交番に道を尋ねたのは、貴女で、おまわりさんは、同行して下さっているのです。
だから、そこに着くまでは不安は持たず、安心してついていけばいいのです。
その道中で不安を抱いているというのは、おまわりさんにも貴女自身も自分をも信用していないという事です。
でも、今は、歩みだしたのですから、不安を口にする段階ではありません。
もし、ゴールと連れてこられたのに、違っていたら、そこで不安を持てばいいし、
逆に文句を言えばいいのです。
貴女はもうアクセルを踏み込んだのです。
だのに、一緒にブレーキも踏んでいるのです。
これでは、結局前には進めません。
もう一度言いますね、悩んでいても、解決はしません。
でも考えると、心が定まります。
こうして一つ、一つ、そこにある問題の階段を上るだけ。
そういう考え方を持ちましょう。
では、今日はここまで