夫は何を考えているの?の答え

テーマ:夫婦は話し合ってはいけません

私の所に相談に来られた方や、電話相談をお申込みいただいた方には 質問シートに、現状をお書き頂きます。
そこに、ほとんどの方はチェックを入れられるのが「夫の気持ちが知りたい」です。
又はもう少し踏み込んで「夫の本音が知りたい」です。

よく受ける質問でダントツに多いのが、「夫は何を考えているのでしょうか」という問いです。
今日は それらをまとめた形で、回答させて頂きます。

夫が何を考えているのかの答えは
「何も考えない」です。

はい、では今日はここまでで、さようなら~なんていうと叱られるかな。

この答えは、正直言って答えられないというのが正解かもしれません。
何故なら、私は貴女の夫と付き合ったこともないし、会った事すらありません。
だから、何に対して何を考えているかは、長年寝食を共にした、貴女にしか分からない事なのです。
だから、私には簡単には答えられませんが、こと不倫に関しては、ご主人が今後、どうしていきたいとご主人が考えているかは、現状を詳しく、お教え頂いたら、私にもこたえられると思います。

つまり、現状が表す事というのは、ある程度の、将来を見せてくれているからです。
ただし、この現状分析が、貴女のバイアスの掛かってない目で見られていることが前提です。

だから、私のカウンセリングというのは、まず、貴女の色のついた眼鏡をクリーナーで拭くことから始めます。
でも、中には 自分の眼鏡の「度」は合っていて、間違いないという自信をもっている妻がいます。

そうなると、その妻も、自分の何か、見落としている事すら、気づかないのですが、それを指摘されたら憤慨する人もいるのです。
それが言う私の「勝気論」です。
この勝気論は、自分の視力が正しいという前提がありますから、それを違うのじゃないかな、というと気分を害する訳です。
でもね、私に相談する限りは、勇気を奮って、お金を払って相談してくれているから、自分の考えと違う客観的な考えを求めたはずなので、意見は意見として耳を傾けて頂きたいと思うのです。

中には、色んな不明点があって質問している過程で、やはり、夫の内なる物をお聞きしたりします。
そして、時には妻の、内なる物をお聞きしたりもします。
でも 妻は自分の内なるものに自覚がないなら、聞かれても答えられないのです。
それを、聞かれただけで、「じゃ、私に原因があるというのですか?」とか、
「それって、私のせいなのですか?」と、ちょっと、怒りモードです。

違うのですよ、私は夫婦は、どちらかが一方的に悪いとか、良いとかの話はしてないのです。
でも、それを、どちらかが悪いという犯人捜しのような会話にしてしまうと、相手も口をつぐみます。

だから、私は100%どちらがとか、正解、不正解の話をしているのではなく、まず貴女が、自分が正解と思っていても、ご主人に、気持ちを吐き出させたいなら、まずは 貴女の考えを、引っ込める事です。

貴女の考えは胸の中にしまっておいて、後で自分でかみしめたらいいだけで、夫の胸の内を引き出すのに、貴女が先に
「私はこう思う」と言ってしまうと、貴女は本来、自分は正しい、自分は傷ついた、私は夫に苦しめられたという
鎧を身に着けて、喋り始めると、夫は何も言えなくなってしまうのです。

夫の心が分からない・・・・・そりゃそうでしょうよ。
だって、貴女が夫の心を知りたいと詰め寄っても、貴女は鎧兜を身に纏い、満身創痍で、そこにいるのです。
これでは、夫は貴女を適地としか思わず、敵地に背を向け逃げだすのです。

つまり、逃げるが勝ちというやつです。

男のくせに逃げるのかぁ~と追っかけても、元から戦う戦意はないのです。
何故なら 男は元々、企業戦士で、家庭の妻とまで戦いたくないのです。

浮気をする男が一番悪い。
でも悪いというだけで、問題解決にはなりません。

では、何故このような構図になるかと言えば、貴女は、勝ろうとしているからです。
ご主人の悪かった事を罰する裁判官になってしまっていて、断罪することがメインになっています。

貴女が 夫が居なければ、生活が出来ないからという気持ちが前面に出て、離婚を避けたいというと
ご主人は「じゃ、いくらあったから生活できるのか、いくら欲しいのか」というお金の話になります。

ご主人に対して 断罪をするだけなら、お金という罰金を払って、家を後にしたいかもしれません。
つまり、貴女は妻を通り越して、裁判官になってしまっている。

こういう自分の立場を分かってから、もう少しうまくやろうよという事ですから、ご主人を威嚇する事ばかりになってはいけないよ、と言いますと、さっきの
「じゃ、私のせいだというのですか?」という尖がり言葉。

ご主人は その強気な妻に、疲れたのかもしれません。
貴女が夫の心を知りたいと、テーブルに座ってよ、と言っても、ご主人はもう勘弁してよ~の気持ちだけです。

まず、貴女の話し方を少し、振返ってみる必要があります。
ちなみに、ご主人に強気な人は、私というカウンセラーにも強気である事が多い。

だから、その人の兜カニのような甲羅を外すところから始めるのですが、ま、兜を纏ってない人は、あまり粉から仕方がないか。
でもね、若くてキャピキャピしていた頃は、ご主人も貴女の勝気なところを、、しっかり者の妻と捉えたかもしれませんが
年を取って、いつまでも勝気な妻なら、夫はこれを喜ぶでしょうか?
男はある程度の年齢になると、自分を頼って、甘えて、慕ってくれる女性が好きなのは、ほぼ間違いないようです。

今更、そんな可愛くぶりっこ出来ないわ、と思っているそこの貴女。
誰もぶりっ子までしろとは言っていません。でもね、重い鎧を着ている事にだけは気づいてね、という事です。

貴女が鎧を脱ぎ捨てたら、ご主人も貴女を怖がらずに、近づいてきますよ。
貴女は 自分が悩んでいるから、か弱い人間と思っているかもしれませんが、
それは、今だけの話。
やはり、以前は、鎧を着ていたのだと思います。
だから、今だけ、塩らしくしても、夫は貴女に近寄っては来ません。
何故なら、貴女にいつ、スイッチが入るか分からないと恐れているご主人は、何でも恐々なのです。

例え逆切れしても、本当は恐々なのです。
弱い犬程、良く吠える、です。だから逆切れして、貴女を遠ざけようとしているのです。

それでも、恐る恐る近寄ってきても本心は妻に対し「腫れ物に触る感じ」でしかありません。
だから、そう簡単には心を開かないばかりか、近寄っては来ないのですよ。
ね、貴女の強気が、本当はもっと、生きていく上で活用できる事を祈っています。

あ、夫が何を考えているか、については、また後日書いていきますね。
イカン、イカン、また話が横道に反れた。

では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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