夫にこれ以上嫌われたくない？
これまで夫婦の間で、喧嘩や、意見のぶつかり合いで、段々溝を深めていませんか？
そもそも、何故喧嘩が絶えなかったかと言うと、互いの価値観の違いなどであれば、喧嘩をせずとも、互いの違いを射止め合う事で、喧嘩などする必要がなく、違う事は違いという事で留めておけばいいのです。
それが何故、喧嘩になるかと言うと、貴女の神経を逆撫でしている事が起きているという事だと思うのです。
例えば 夫の浮気などは許せるはずがないのはよくわかります。
また、夫も当然、許されるとは思っていません。
でも、もう始まってしまっている浮気に関しては、ご主人は それを続ける事で必死で 貴女の事は頭の中から飛んで行ってしまっている状態なのです。
だから、貴女は 浮気は許されない夫婦の問題と考え夫に色々質問し、沢山攻めて、夫の浮気を終わらせようと必死に抗議するのですが、残念ながら 夫にはその気持ちは届きません。
何故ならご主人は、それを止めるという事はサラサラ考えてないので、妻の言葉に誠実に応えようとはしないのです。
その結果、妻の言葉がうるさければ、別居という事を言いだしますし、妻がいちいち浮気の証拠を掴んで、それを並べ立てたら、もう夫の身辺を探られないように、警戒するようになります。
その結果、夫の身辺調査をしていたら（例えカバンや財布を見る事でも）そういう事をする妻を責めます。
そして責めてもいう事を聞かない場合は、夫が逃げるという事をします。
これが、別居の始まります
つまりきっかけは 何であっても、妻と離れて暮らすという事は 妻を遠ざけたいという事以外ないのです。
しかし妻側も、夫婦喧嘩は精神衛生上よくないと考え、または疲弊し、夫の別居を容認する事になります。
でもそんな別居が、互いの冷却期間になったらいいのですが、実は 妻から離れて暮らすという事は
「夫婦関係の破綻」という既成事実を作る事にもなり、それがある一定の時期に来ると、それは法的に言うと離婚が認められる材料にもなるのです。
離婚届に妻が判子さえ押さなければいいなんて、いつの時代の情報ですか？
それで済むなら こんなに離婚件数は増えません。
しかし本当の問題は別居をすると、浮気は終わったと言葉で聞いても、本当かどうかは分かりません。
益々、浮気相手とは会いたい放題です。
ただ、夫もそこは警戒する為に、夫が家を離れてつまと別居するのは、妻との生活に嫌気がさしたという事を理由にあげます。
だから余計に妻は 善き妻として、夫の言葉を信じる事しかなくなるのです。
そうなった原因・・・・
喧嘩をし過ぎです。
貴女は話し合いと思っていても、夫が抵抗を示し妻のいう事に賛同しない限り、それは喧嘩のように対立します。
貴女も最初から喧嘩をしようとは思っていなくても、ヒ－トアップすればそれは喧嘩なのです。
しかし、喧嘩という詰問を繰り返すから 妻の貴女の事を、家事が出来ないとか、家を片付けないとか、子供を叱る声が嫌だとか、夫は貴女から逃げたくなるというのです。
その為に貴女を悪者にして、貴女が原因と言いながら 貴女から離れる…その結果浮気相手と、貴女に見つからず会える日が生まれる。
これが別居の正体です。
夫が改めてマンションを借りたりするのは、もっと後の話。
とりあえず、夫の実家に逃げ込んでも、所詮、夫の親は、やはり自分の息子が可愛いのです。
貴女の味方をしたくても、息子が、妻が怖いと言って実家に帰ってきたら、よしよし、したくなるのが親です。
そのうち、実家から出て、アパートやマンションを借りたりするので、それが本格的な離婚へのレールが敷かれる事になります。
こういう風に離婚への道筋が、貴女には分からないように、進んでいくのです。
でもその間、夫が、妻に何も連絡をしてこないからと言って、夫は、冷却期間のつもりで、夫婦のこれからの事を考えてくれているのだと、考えるのは、ちょっと、楽観的過ぎます。
何も言ってこない期間は、水面下で計画を進めていると考えて下さい。
何も言って来ないから、何もないのではなく、男性という生き物は、結果を重視します。
無限実行が好きなのと、計画過程で、自分の計画を妻に話して邪魔をされたくないものなのです。
だから夫と別居中にも、そんなに離婚の話が進んでないと言っても、安心してはいけません。
恐らく、何かを言って来た時には、それはもう決定したことを告げに来ただけなのです。
男性は事後承諾の生き物です。
人に相談するのが好きなのは女性だけです。
男は出来れば人に相談や連絡はせず、最後の結果だけをドーンと、言い渡したいものなのです。
そう考えると、離婚を決めたと言って、今後の事を考えようと、妻の貴女に告げてきたら そこから話し合いが始まると思ったら大間違い。
離婚を決めたという事は もう夫の離婚宣言であり、貴女に聞きたいのは 貴女の離婚条件だけです。
「いくら欲しいんだ？」という財産分与とか慰謝料の話に入ろうという事であり妻の意向を聞くというのではなく、数字のすり合わせを言ってきているのであって、夫のした不倫が、良いか悪いかという罪を問う段階はもうすっ飛ばしてくるのです。
だから、夫がやっと、話し合いをしようとしてきたら、それは、前向きな議論ではなく、離婚に際しての「終い仕事」の調整なのです。
こんな風に、話し合いと言っても、奥に隠れた本音が見えないと 妻の望まぬ方向に、進んでしまいます。
また夫が話し合いを持ちかけてくれたと言っても、それは、建設的な話し合いではなく、夫婦を終わる為の話し合いなのです。
悲しいですが、そんなのは話し合いではなく、死の宣告と同じです。
この段階で、夫のいう事に逆らうと、夫から嫌われるとか、夫と益々溝が出来ると恐れ、夫のいう事に逆らわずにいると、
離婚になるだけです。
夫に好かれるとか、逆らったら嫌われるとか・・・・・
夫の言っている事を信じないと夫がご機嫌悪くなるとか・・・・・
皆、話のすり替えです。
貴女を黙らせて 浮気をやりやすくしているしているのに、過ぎないのです。
これでもう、何が言いたいか、分かったでしょ？
夫のいう事を信じて、夫のいう事に逆らわず、言うがままにしていたら、夫には嫌われません。
でも、それは夫が貴女の事を、俺のわがままを通してくれて「いい人だなぁ」と心の中で感謝はされます。
でも感謝しながら、夫は貴女の元から旅立っていきます。
「いい人」と「人がいい」とは違う事をしっかり認識してください。
では、今日はここまで。
