悩むことと考える事は違う

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

何故だ、何故だと思い続ける・・・それは嘆きでしかありません。
悩みは誰も持ちたくて持っているのではありません。
それだからこそ、少しでも早く解決をしたいのは誰しも同じ。
しかし解決となると、その問題の中身を分析しなければなりません。
嘆いているだけでは何も解決しないのです。
では考えるとはどういう事でしょうか?
それは、まず第一に問題の中身を分析しないといけません。
その分析の結果、その解決策に移行する知恵が湧いてきます。
半面、悩むという事は、何故だ何故だ、と、問うているだけで、その疑問は自分へではなく、外に問いかけている段階で、自分の中に落とし込めないのです。
悩むというのは、嘆いているだけで、時間が止まってしまうので、これでは、現状は何も変わりません。
それに対し、考える事は、ある意味科学であり、物理でもあります。
だから、考えるという学習をしないといけないのです。その結果、適切と思うなら、アクションを起こせばいいし、
アクションを超したくなる衝動があっても、それが適切かどうかを考えて、気持ちを抑えるという事も出来るようになります。これが考えた事への結果です。
でも気が強いという要素が妻にあると、それは相手の事も自分の事も顧みず、思いついたことを口にしてしまうようになります。
これは、また考えた結果を有効に活かせず、自分の抑えが効かなかったという事も、反省点として分析できます。
だから、考えるという事は、例え、上手くいかなかったとしても失敗例として学習をすると次に活かせます。
ですので、何故だと人に問うているうちは、誰も答えはくれません。
問うという答えを他に求めるのではなく、一度、自分の胸に手を当てて、「個」の中にも原因はないかと
自分に問いかけて、初めて自分の問題として捉えられることになります。
でも「いや、でも問題は浮気をした夫だし、私に反省しろと言うの?」
ここで、カチンと来ている、そこの貴女、昨日の私のコラムを読んで下さい。
短気は損気と言いますが 怒りはもっと色んな物を失います。
怒るなとはいいませんが、怒りの正体を知り、それをうまくコントロールできないと、結局損をするのは自分だという事を、知って下さい。
私は、ご主人が悪いとか、妻の貴女が悪いという犯人捜しの話でっはないのです。
でも、これまで貴女は夫と問題を話し合ううちに、こんな会話になりませんでしたか?
妻「じゃ、私が悪いっていうの?」
夫「いや、そういうことを言っているんじゃない」
と、こんな会話になったことはありませんか?
もしそういう事がよくあった、というなら、それは妻が勝気な為、話し合いをしたら、落としどころは
「どちらが悪いか」という勝ち負けの形にしてしまうからです。
貴女が夫と意見の相違があったとしたら、そこかもしれません。
だから、このコラムを読んで自分を非難されたと感じる貴女がいるとしたら、貴女の考えの中心には怒りというマグマが渦巻いています。ここからまずは脱却しないと、問題の入り口にすら入れません。
「え~~ここでまだ入り口にも入れていないの?」癇癪を起してはいけません。
そんなにインスタントラーメンのように簡単にはいかないのですよ。
では、今日はここまで

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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