浮気の中身を知ろう

村越真里子

村越真里子

テーマ:離婚回避緊急対策

週刊誌を読みながらモーニングコーヒーは、私もささやかな楽しみです。。
今朝は早起きして、近所の喫茶店で、本日発売の週刊文春。
歌舞伎役者の喜多村緑郎さんと 女優の鈴木杏樹さんの不倫記事
朝から私も我ながらミーハーだなあと思いながらコーヒーをすすっていました。
でもね、今日は そんな週刊誌ネタを書きたいのではありません。
ただ、今回の不倫の記事がとてもいい教材になるので、是非参考にしたいと思います。
そして、いつも私が言うのは 不倫と言えども、恋なのです。
よく当方に来られる相談者が言われる言葉に、「夫の心は、浮気相手の所に行っちゃったのでしょうか?」
「また、そんなになっても夫婦はやり直せるでしょうか?」と、聞かれます。
相談者が一番心配するのは、「心の問題」です。
でも、不倫をするカップルは 盛り上がるときには 自分たちが どれほど、趣味の部分が合うかとか、共通の価値観を共有する話をし、自分たちが如何に結びつく必要性があったかと、確認しあいます。
でも、結局はいくら気持ちの上で繋がっていると思っても、最終的には その確認作業を、肉体関係をもってして確認しあうという事です。
だから、付き合い始めの初期なら、その確認作業という肉体関係を、まるでむさぼるように、繰り返します。
付き合い始めなら、しばらくは そういう時期が続くのですが、お互いにその確認作業が済んだら、その次は、そこまで、むさぼる事はしなくなります。
こういう時期に、調査を依頼する妻が多いのですが、調査日を決めるのに、以前ほど、頻繁に会わなくなったことで、日にちが決められず困ると言う事をよく聞きます。
しかし、相談者は、夫があまり浮気相手と会わなくなったと勘違いして、夫の不倫に、少し沈静化したように感じ、妻はある意味、安堵します。
でも、本当は沈静化したのではなく安定したと考えるべきなのです。
そうなると、初期のように頻繁に会わなくなるので、調査を断念というより、調査以外の方法を探すようになります。
この気持ちの中には、妻にバレた、或いは妻が勘付いた事で、浮気相手と距離を置いた、と考えたくなるおのですが、実は、違います。
浮気相手とは安定期に入ったから、これまでのように躍起になって会わなくてもいいくらい、落ち着いた付き合いの段階に突入したという事です。
しかし、それは、不倫関係に隙間風が吹きだしたのでは?と妻は考えますが それは違います。
逆に、それほど会っている事が、妻に分かるくらい余裕がなかったのですが、妻が「私、あれも、これも知っている」と暴露するもんだから、夫は、じゃ、ばれないようにしようという風に、隠し上手になったという事になります。
「今までは頻繁に浮気相手と会っていたのに、最近は一ヶ月に1回くらいしか、会っていないみたい」と言うことに、不倫の終わりを勝手に期待するようですが あまり会わなくなったのではなく、水面下に潜って分からないようにできるくらい腕を上げた、ということなのです。
特に、今朝の週刊文春を読んで思いました。
鈴木杏樹さん(50歳)と、喜多村緑郎さん(51歳)と、いう事で、全部の内容を、ここに書き写す事は出来ませんが、簡単に書きますと、文春は探偵ばりにこの2人のデート様子を、尾行して、写真撮影をしています。
舞台は、ある海岸での二人の様子ですが、コンビニで買ったバーガーと飲み物を持ち、中にはアルコールもあったそうです。
二人は海岸にレジャーシートを敷いて座り、盛り上がって、キスなども人目も憚らず、交わしていたという事ですから、若い人も50代も変わらないという事です。
アルコールも入ってか、盛り上がった二人は その足で、ラブホテルに入り、4時間ほど過ごしてから、帰路に着いたそうです。
でも、物語は、そこで終らなかった。
二人は それぞれの自宅に帰宅後、杏樹さんは 自宅マンション前からタクシーに乗り、今度は街中のシティーホテルに入ったそうです。そして片や喜多村緑郎さん(51歳)は自宅に一旦入って、スポーツウエアー、ジャージの上下で、やはりタクシーに乗って、時間差でそのホテルで合流したようです。
これは芸能人に限らず、一般人の浮気も同じです。
そこで ちょっと話を元に戻しますが、相談者によく聞かれる事は「夫の心をどうやったら取り戻せますか?」と言う事を問われます。
浮気のことを妻は浮気の付き合いを「心」という捉え方をされてますが、持って行かれているのは、心か?という事です。
この鈴木杏樹さんと、喜多村緑郎さんでいうと、私には 覚えたての何かじゃないけれど、猿というか、アニマル的なものを感じます。
ここを相談者は「心を取り戻したい」と表現されますが 本当に「心」でしょうか。
では、あえてここの答えを「セックス」だとしたら、夫とのその行為を取り戻す事は、ある意味歓迎かもしれませんが、中には、元々、そういう事がなかったレスだった場合、そういう行為を取り戻すという事で解決が出来るのか?また慢性的なレスだった場合、それを夫が浮気相手に求めたのは、妻がそういう事を、あまり好まなかったという事もあるのです。
そこで「心」を取り戻したいなんて、余所行きの言葉を使っている場合じゃない。貴女の夫の心の、本当に欲するものは「心は心でも、スケベな心」なのです。
そこを、蓋をせず、向き合う覚悟が必要じゃないかなあ。

古くなった話題ですが、俳優の東出昌大さんと、女優の杏さんとの離婚の可能性について、今日発売の文春に書かれてありました。東出さんは杏さんとやり直したいそうです。
不倫問題は、離婚になる夫婦と、離婚回避できる夫婦との、まっ二つ、パターンが分かれます。
夫側がやり直したいと思うケースは、離婚を避けられますが、夫がやり直したいケースは、珍しい。
私のところへの相談は 殆どが妻がやり直しを望むケースです。
ただ、妻は夫が謝ってくれたら、という注釈が付きますが 夫がやり直しを望んでいないと、謝罪もないという事になりますから お互いに意地の張り合いになってしまいます。だから、妻は「離婚するわよ」とあまり心にない強がりは言わない事です。
それにしても、何故か2件とも、女性の名前に「杏」がつきます。
杏の付く名前は幸、薄いのか?皮肉な偶然を感じますね。

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村越真里子
専門家

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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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